ハイキングブーツのソール張り替え

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モンベルのテナヤブーツをリソールした記録。まだ二年ちょっとだけど靴底がだいぶ減ってきたので、ソールを張り替えた。靴底の減り方を見ると上手に歩けていないみたい。

ハイキングブーツは使用するたびに底の部分がすり減ってきます。すり減ってくると車のタイヤと同じくスリップしやすくなり危険です。現在の靴は、モンベルのテナヤブーツという製品です。これもだいぶ靴底が減ってきてトレッドがなくなってきて、これが原因で滑ったことはありませんがなんとなく怖くなってきました。

そこで滑って怪我する前に新しい靴を買おうかとモンベルショップで靴コーナを見ていたら、テナヤブーツはソールを張り替えることができると教えてもらいました。新しいテナヤブーツは足の甲の部分と足首の部分の締め付けを別々に調整できて魅力的でしたが、現在の靴はとても気持ちよく履けているのでソールを張り替えてもらうことにしました。

買い替えまたはソールの張り替えの目安は?

靴底がどのくらいすり減ってきたら新しい靴に買い換えたりソールを交換するのでしょう? 車のタイヤならば交換時期を示すスリップサイン(注 1)というものがあるそうですが、ハイキングブーツには多分ありません。私はこのくらいでソールを張り替えました。

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購入からの期間はまだ二年数ヵ月です。時間的にはたった二年でとも思えますが、ほぼ毎週どこかに行っていたので回数が多く、こんなものなのでしょうか。

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ソールの減り方を見ると、つま先はそれほど減っていないのに踵のところは靴底のトレッドが無くなっています。山歩きの教科書には地面に対して靴底を平らに置いて歩くと書かれていますが、この減り方だと踵から着地しているみたいです。

ソールの張り替えを依頼

ソールの張替えは、近くのモンベルショップに靴を持って行って依頼しました。

  • ソールを張り替える前に見積もりを出してもらいて、その見積もり結果から張り替えるか中止するかも選択できます。もっとも張替えの費用はだいたい決まっているとの事でした。そこで連絡に時間を使うよりすぐに作業してもらいたかったので、見積もり無しでソールを張り替えてもらうことにしました。

  • 私のテナヤブーツと現在の製品ではソールが異なっています。現行のソール(トレイルグリッパー)に張り替えるか、もし在庫が残っていればの条件付きでこれまでと同じソールにするかを選択出来ました。カタログ的には現行のソールのほうがグリップ力が強いということになっていますが、これまでと同じソールでお願いしました。

ソールの張替えに必要な期間は、通常二週間位かかるとのことでした。しかし依頼した時期が悪かった。ちょうど混んでいる時期な上に 9 月の大型連休もあったので仕上がりまで一月もかかってしまいました。

ソールを張り替えたら本格的に使用する前に不具合がないか試しておきたいので、私のように一足しかハイキングブーツを持っていない場合は張替えを依頼する時期を良く考えてのほうが良さそうです。

でも春と秋はハイキングのベストシーズンですし、夏は夏山に行きたいし、冬は雪が降ったら山を歩いてみたくなるで、一体いつが靴底を張り替えるベストシーズンなんだ?

ソールの張替え完了

ソールの張替えを依頼してから約一月してやっと張替えが終わって靴がお店に届いたとの連絡をもらいました。

その結果がこれです。当たり前ですが新品の角が尖ったソールになりました。ソールの張替えでは、ソールだけでなくつま先と踵の黒い部分も張替えになったようです。

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張替えにかかった料金は、7020 円(消費税込み)でした。もちろんこの値段分に応じたモンベルポイントが付きます。

これでもう二年はこの靴でハイキングに行けます。

参照

  1. スリップサイン – タイヤ関連用語集