怖い思い出を払拭するため黒岩尾根から摩耶山へ

今年の初めに黒岩尾根で山歩きとは別な怖い思いをして避けていましたが、年内に克服しておこうと意を決して黒岩尾根から摩耶山に登ってきました。帰りは嫌になるほど下りの長峰山から下山しました。

景色と発見

二週間前には紅葉が終わりかけとは言ってもまだ葉が残っていましたが、この日は落葉する木はほぼ完全に葉を落としていました。葉が落ちると尾根上では北からの冷たい風に晒されますが、葉が落ちた分南斜面では日当たりが良くなりポカポカな山歩きを楽しめました。

ハイキングの楽しみの一つは山頂でのお昼ごはんです。この日も摩耶山の掬星台ではいくつものグループが美味しそうに食べていました。最近ちゃんとお昼休みを取らずに歩いてばかりなので、余計に羨ましかったです。

秋の名残

落葉樹はほとんど葉を落としてしまいましたが、長峰山からの下りでハゼノキが真っ赤に色づいました。

ハゼノキ。かぶれるので樹液に触れないように注意。
ハゼノキ。かぶれるので樹液に触れないように注意。

本州のハゼノキは、沖縄から導入された木が野生化したものだそうです。昔はこの木の実からロウソクに使うロウをとっていたそうです。

注意:ハゼノキは、漆の仲間なので樹液に触るとかぶれるそうです。

ほとんどの落葉樹は葉を落としたと言っても、枯れた葉が冬の間もずっと付いたままの木があります。それがヤマコウバシです。

ヤマコウバシ。この季節、枯れ葉が付いた木があったらまず間違いなくヤマコウバシ。
ヤマコウバシ。この季節、枯れ葉が付いた木があったらまず間違いなくヤマコウバシ。

ヤマコウバシの見分け方は、枯れ葉がしっかり付いているという一点で十分かもしれません。新芽が出る春先でもまだ枯れ葉が付いているので、いつ枯れ葉が新しい葉に置き換わるのか気になります。

冬の到来

黒岩尾根の流水はまだ凍っていませんでしたが、摩耶山の日陰には霜が残っていました。

摩耶山の山頂付近では日陰に霜が残っていました。
摩耶山の山頂付近では日陰に霜が残っていました。

また摩耶山と穂高湖をつなぐ車道脇の水たまりが一部凍っていました。今シーズン最初に見た氷です。

小さな水たまりに氷が薄っすらと張っていました。
小さな水たまりに氷が薄っすらと張っていました。

冬になると山でみられる花がほとんどなくなりますが、摩耶山と六甲山にはヤブツバキが多く生えていて、冬の間次々と花が咲いては散っていきます。

ヤブツバキの落花がたくさん。
ヤブツバキの落花がたくさん。

椿の花はポトッと落ちるので縁起が良くないとも言われますが、落ちたあとも花がしっかりしていて私は結構好きかな。

ヤブツバキ。登山道に落ちている花もなかなかの風情。
ヤブツバキ。登山道に落ちている花もなかなかの風情。

今回の発見

黒岩尾根で葉の長さが1cm位で、小さい実を付けた針葉樹を見つけました。

ネズミサシ。枯れ葉になっても、葉の先端に触れるととても痛い。
ネズミサシ。枯れ葉になっても、葉の先端に触れるととても痛い。

名前を知らなかったのですが、ネズミサシというのだそうです。名前の由来は、昔この枝をネズミよけに使ったからだとか。確かにこの痛さはネズミも嫌がるかも。実際篠山の多紀連山を歩いた時に岩に手をかけると、この木、というか落ち葉が手に刺さって痛い思いをしました。

同じ所から葉が三枚(三本?)出ているのも針葉樹では珍しいのだそうです。

絶景ポイント

黒岩尾根にも明石海峡大橋から北鈴蘭台・箕谷の方まで見渡せる場所が有りますが、私は黒岩尾根コースの終点、摩耶山の電波塔がある所から少し北に行った広場のような所の黒岩尾根越しに西の方角を眺める景色が好きです。

摩耶山から黒岩尾根越しに北鈴蘭台方面を望む。見えている尾根を左からずっと進んできた。
摩耶山から黒岩尾根越しに北鈴蘭台方面を望む。見えている尾根を左からずっと進んできた。

「あそこを歩いて来たんだな」と通った尾根が見えるのと、その先に続く比較的平地の広がりがいいですね。

摩耶山に着いたら、ちょうどクルーズ客船「にっぽん丸」が出港したところでした。
摩耶山に着いたら、ちょうどクルーズ客船「にっぽん丸」が出港したところでした。

ちょうどクルーズ客船が出港したところで、掬星台からは出港した船のシルエットが海に浮かんでいました。

この船は、神戸市みなと総局のクルーズ客船情報1によると「にっぽん丸」(2.2万t)だそうです。まだこのクラスだと巨大とは言えませんが、たまに来る10万トンを超える船だと山の上からみてもその大きさがわかります。

長峰山は摩耶山からカスケードバレーを超えた東に見える山です。長峰山には天狗塚と呼ばれる大きな岩が重なったピークが有ります。ここは360°の展望が開けます。

長峰山(天狗塚)からの眺め。奥の尾根は打越山ので、そのさらに奥には大阪平野が広がっている。
長峰山(天狗塚)からの眺め。奥の尾根は打越山ので、そのさらに奥には大阪平野が広がっている。

ルート

2015-12-26
新神戸駅(8:21)→布引ダム(8:44)→市ケ原(9:06)→黒岩尾根→摩耶山(掬星台)(11:14)→杣谷峠(11:53)→長峰山(12:27)→阪急六甲駅(13:56)
距離と時間
11.9km 約5時間半(休憩を含む)
トイレ
JR新神戸駅、布引の滝の上の展望台、市ケ原、摩耶山、穂高湖、阪急六甲駅

市ケ原を超えて黒岩尾根への登りに取り付くと急登が始まります。609mのピークまでには途中二つのピークが有ります。焦らずゆっくり登っていきます。

ピークを超えると比較的平らな道となりますが、すぐに一旦下ってまた登り返します。この鞍部の北側が切れ落ちているので通過に注意が必要です。

これを超えると西側に北鈴蘭台から須磨の方まで視界が開けてきます。あとは道なりに進むと南に方向が変わり樹林帯を抜けると摩耶山の電波塔群の所に出ます。

長峰山は、穂高湖のトイレ南側から入ります。途中には急に下ってまた登り返すところや、滑落注意な細くて脇が切れ落ちた部分もあります。長峰山(天狗柄)を超えると危険なところはありませんが、下山して住宅街に入っても急坂がずっと続きます。

長峰山からの急下りは応えますが、この季節は北風を避けた南斜面なためとてもポカポカなコースです。

費用

項目 金額 メモ
交通費 190円 阪急六甲から神戸三宮
合計 190円  

摩耶山に着いたらおしるこを飲もうと楽しみにしていたのですが、細かいお金を持っていなかったので諦めました。確認しなかったけど、1万円札は使えたのかな。

ゴミ採集ゲーム

ゴミ採集ゲームの結果は、7点採集して「役なし」でした。

ゴミ採集ゲームの結果。7点採集して役なし。
ゴミ採集ゲームの結果。7点採集して役なし。

これだけ少ないとさすがに役は出来ないですね。

参照と脚注

紅葉を見ながら登って下って摩耶山へ

単純にピークを目指して登るより、途中にいくつもの登り下りがあったほうが断然楽しいです。そこで鵯越から3つの大きなピークを超えて摩耶山まで登ってきました。しかし市ケ原を過ぎて稲妻坂から摩耶山までの登りでは、少し登っては休憩の繰り返しになってしまいました。それでも今シーズン最後の紅葉をとても楽しめました。

景色と発見

今シーズン最後の紅葉

緑を背景にしたモミジの赤がよく栄える。
緑を背景にしたモミジの赤がよく栄える。

今年は平年より温かい日が続いたので、12月中旬のこの日もまだ紅葉を楽しめました。

今回のコースにはモミジの紅葉スポットが次の場所に有ります。

  • 菊水山の下水処理場へと続く川沿い
  • 市ケ原からハーブ園へと登るコース沿い
  • 五鬼城公園の辺り
イロハモミジ、またはヤマモミジ。日をすかした紅葉はやっぱり格別。
イロハモミジ、またはヤマモミジ。日をすかした紅葉はやっぱり格別。

日に映える紅葉は輝いてきれいですが、落ち葉が重なって絨毯のようになったモミジもきれいです。

モミジの絨毯。
モミジの絨毯。

モミジの紅葉は定番の綺麗さですが、日陰に生えるコアジサイの紅葉もそこだけポッと日が当たっているかのように明るくなってきれいでした。

コアジサイの紅葉。日陰に黄色い紅葉がよく目立っていました。
コアジサイの紅葉。日陰に黄色い紅葉がよく目立っていました。

それと前回覚えたタカノツメの紅葉を今回も見られました。

タカノツメ。淡黄色の葉が同じとおろから三枚。
タカノツメ。淡黄色の葉が同じとおろから三枚。

今回の見つけた

秋のはじめにリボンのような花を咲かせてたコウヤボウキは、綿帽子になっていました。

コウヤボウキ。秋の初めにはリボンのような花を咲かせていたコウヤボウキも、綿帽子になっていました。
コウヤボウキ。秋の初めにはリボンのような花を咲かせていたコウヤボウキも、綿帽子になっていました。

コウヤボウキの花は、新神戸から高雄山経由で森林植物園の往復を参照してください。

今回覚えた木はソヨゴです。真っ赤なサクランボのような長い柄が付いた実がたくさん生っていました。

ソヨゴ。サクランボのような柄の長い実。
ソヨゴ。サクランボのような柄の長い実。

ソヨゴに似た木にクロソヨゴが有りますが、こちらは葉の先にギザギザが有ります。しかし写真の葉にはギザギザが見られないので、ソヨゴだと結論しました。

絶景ポイント

今回のコースには、菊水山、鍋蓋山、高雄山、摩耶山と4つのピークが有ります。この内高雄山の山頂は木に囲まれて展望がありませんが、その他の3つはどれも展望を楽しめる山頂です。

菊水山への登り終盤からの眺め。ここまで登ってくると頂上はもうすぐ。
菊水山への登り終盤からの眺め。ここまで登ってくると頂上はもうすぐ。

菊水山からは南と西側の展望が開け、明石海峡大橋や明石の方がよく見えます。また鍋蓋山と摩耶山からは南側に神戸市街の展望が広がっています。

山頂ではないのですが、摩耶山から上野道を下ってほぼ終点にある五鬼城公園は、山頂からの眺めとは違った市街を手に取るような絶景が広がっています。摩耶ケーブル駅からも直ぐなので、ライトを持って夜景を見に登って来るのもいいアイデアだと思います。

五鬼城公園からの展望。
五鬼城公園からの展望。

ルート

2015-12-13
鵯越駅(8:35)→菊水山(9:59)→天王吊橋(10:30)→鍋蓋山(11:02)→高雄山(11:59)→市ケ原(12:31)→摩耶山(掬星台)(14:24-14:30)→摩耶山史跡公園(14:49)→摩耶ケーブル駅(16:12)
距離と時間
13.2km 約7時間半(休憩を含む)
トイレ
鵯越駅構内、菊水山手前の下水処理場内、再度公園、市ケ原、摩耶山、ケーブルカー駅。

菊水山から鍋蓋山のコースは急な登り下りです。登るに従って展望が開けるので、それを眺めながらゆっくりと小股で進んでいきます。

高雄山への上りは、今回初めて蛇ケ谷から登るコースを選びました。高雄山には森林管理道など「山と高原地図」で赤線になっていないコースがいくつか有りますが、これは赤線になっているコースです。ただ今回歩いたコースは、「山と高原地図」に載っているラインとは違って尾根を登っていくルートでした。もしかするとラインのコースを見落としたのかもしれません。

高雄山から市ケ原への下りは、急な下り坂ですので転倒しないように注意です。

市ケ原から稲妻坂までは2つのコースが有ります。一つは、市ケ原を超えてすぐ分岐するハーブ園の近くを通るコースで、もう一つは少し進んで北側から登ってくるコースです。今回はモミジの紅葉が残っていることを期待してハーブ園側のコースを登りました。またこちらのコースは、北側からのコースと合流する手前にある送電線のところから、見晴らしを楽しめるのもポイントです。

市ケ原から摩耶山までは普段1時間半位で登れますが、前半では紅葉に目を奪われて遅くなり、稲妻坂からの登りでは急に足が疲れてしまい結局二時間ほどかかってしまいました。ホント数メートル登っては休憩の繰り返しでした。確かにいつも以上に登り下りのあるコースでしたが、こんなに登りがキツかった経験は今までありません。お菓子はちゃんと食べていたのでハンガーノックとは違うと思うのですが、何だったんだろう?

費用

項目 金額 メモ
電車 390円 阪急三宮から鵯越
バス 210円 摩耶ケーブルから三ノ宮
ジュース 260円 おしるこ
ホットオレンジ
合計 740円  

缶の形が変わったのか「おしるこ」のあずきが残らず気分良く飲めました。

ネタ的にホットオレンジを買ってみましたが、ホットカルピスが「あり」なのと同じくらい普通に飲めました。もっと「えっ」という味を想像していましたが、これならすぐに消えてしまうことはなさそうです。

ゴミ採集ゲーム

今回は27点採集して「役なし」でした。

ゴミ採集ゲームの結果。27点採集したのに「役なし」でした。
ゴミ採集ゲームの結果。27点採集したのに「役なし」でした。

六甲全山縦走大会が11月にあったので大漁かと思っていたのですが、鵯越から市ケ原までは非常に不漁でした。見つけたのはほとんど市ケ原から摩耶山への登りと摩耶山からの下りででした。

個別の袋に入った飴などを食べるときに袋を引っ張って破くからだと思いますが、ちぎれた破片が多いことに気が付きました。ゴミは落とさないようにと気をつけていても、小さいのはつい落ちてしまうのでしょうね。

大発見、横池ってこんなにきれいな所だったのか

横池の北側を通って七兵衛山に行ったら、思いがけずとってもきれいな場所に出会えました。西側の横池(雌池)がこんなにもきれいな場所とは知りませんでした。
それと百間滝に下から行くコースは、以前よりぐっと難易度が上がって完全に私の行けるコースでは無くなっていました。

景色と発見

絶景ポイント

このコースで定番の絶景ポイントは、やはり六甲山最高峰から少し下った所です。大阪平野が一望でき、気分は太閤秀吉です。

六甲山最高峰から大阪平野の展望。
六甲山最高峰から大阪平野の展望。

眺めという点では、保久良山も捨てがたい物があります。六甲山に比べると標高はぐっと下がるのですが、その分街を近くに眺められます。

保久良神社からの眺め。大阪湾越しに大阪と和歌山の県境の山並みが見えています。
保久良神社からの眺め。大阪湾越しに大阪と和歌山の県境の山並みが見えています。

でも何と言っても今回一番の絶景は西側の横池(雌池)です。風がなく水面が鏡のように静かで、そこに空が反射した景色はもう最高でした。池には水没した木も立っており、そんな所は写真でよく見る上高地の大正池を思い出しました。

横池(雌池)。鏡のような水面に空が写ってとてもきれいでした。
横池(雌池)。鏡のような水面に空が写ってとてもきれいでした。

東側の横池(雄池)は芦屋川から六甲山最高峰へのルートから少し入るだけなので行ったことがあるのですが、こちらは今回初めて行きました。やっぱり違う道を歩くと新しい発見があるものですね。

紅葉

魚屋道を登っている途中にウリハダカエデが綺麗に紅葉していました。

ウリハダカエデ。若い木なので、樹肌が「瓜肌」(スイカみたい)になっている。
ウリハダカエデ。若い木なので、樹肌が「瓜肌」(スイカみたい)になっている。

この木はヤマブドウの葉に似た葉形からも見分けやすいのですが、若い木は樹皮がスイカ(西瓜)みたいな緑と黒の縞模様になっていることでも見分けられます。この樹皮の特徴から「瓜肌カエデ」なのだそうです。

この秋山を歩いていると黄色や赤い紅葉ではなく色が抜けたようになる木がずっと気になっていました。

タカノツメ(かな?)。この秋ずっと気になっていた木。
タカノツメ(かな?)。この秋ずっと気になっていた木。

結構高い所にあってよくわからなかったのですが、手のひら状に三枚の葉が付いていることを手がかりに図鑑を調べてみると、どうもタカノツメではないかと思います。

タカノツメという名前は、冬芽が鷹の足(想像)みたいになっている(だから鷹の爪)ので知っていたのですが、こんなふうに紅葉するとは知りませんでした。

その他の彩り

ムラサキシキブは実が紫色なので分かりましたが、実のない時期は私にはまだ見分けられません。もう実の季節が終わりらしく、あまり実は残っていませんでした。

ムラサキシキブ。
ムラサキシキブ。

七兵衛山手前から金鳥山に向かう水平道で見つけたヤブツバキ。ヤブツバキが咲くと秋から冬に季節が変わったことを実感します。

ヤブツバキ。
ヤブツバキ。

埋まった道標

昨年の台風の影響で紅葉谷はしばらく通行止めになっていました。その時の土砂によるものだと思いますが、白石谷への分岐より少し下流にあった道標が半分以上土砂に埋まっているのを見つけました。

土砂に埋もれた紅葉谷の道標。
土砂に埋もれた紅葉谷の道標。

ルート

2015-11-28
有馬温泉駅(8:24)→有馬温泉(魚屋道登山口)(8:42-8:53)→炭屋道→白石谷への分岐(10:04)→百間滝を目指したが撤退→白石谷への分岐(10:25-10:39)→紅葉谷→極楽茶屋跡(11:16)→六甲山最高峰(12:00)→七曲り→雨ケ峠(13:21)→横池(雌池)(14:12)→七兵衛山の東→保久良神社(15:17)→阪急岡本駅(15:48)
距離と時間
15.5km 約7時間半(休憩を含む)
トイレ
有馬温泉駅と一軒茶屋の所、保久良神社

紅葉谷は、昨年の台風により通行止めになっていましたが現在は仮復旧しています。しかし今度は有馬温泉側のロープウエイ駅から炭屋道までの区間が崖崩れにより通行止めになっています。そのため有馬温泉から紅葉谷を通るには、魚屋道を登って行き途中から急な炭屋道を下って紅葉谷コースに出る必要があります。

炭屋道と紅葉谷コースが出会う所の川も橋が無くなっているので増水時には注意が必要です。

紅葉谷の仮復旧区間は、非常に段差の大きな急階段になっています。これを嫌って百間滝を周って行くコースを選択しました。

白石滝のある合流点から右の沢を進むと岩壁に挟まれた所に出ます。以前はここを遡上したと思うのですが、うまい飛び石が見つからず崖の上の道を行くことにしました。

百間滝への難所。手前の水たまりが超えられませんでした。
百間滝への難所。手前の水たまりが超えられませんでした。

しかし上の道はさらに怖くて岩壁の上部を超えた直後に30cmほどの幅しかないところをロープに体重を預けてトラバース気味に降らないといけない感じでした。ロープがプチッといったら数メートとはいえ谷に転落確実なので、諦めて仮復旧の階段地獄を登って行くことにしました。

こんな狭い棚のような所を下るなんて絶対無理!
こんな狭い棚のような所を下るなんて絶対無理!

百間滝へ下る道の分岐から上部は以前と同じ谷沿いを進む道になっていて気持よく歩けます。

極楽茶屋跡から六甲山最高峰までは適度に登り下りがあり、摩耶山の桜谷出合から植物園までの区間に並ぶ私のお気に入り区間です。

六甲山最高峰からは、芦屋川から登ってくるコースを逆に下っていきます。ただし今回は途中の横池北側の分岐から打越峠に向かう道を進んでみました。

メインのコースから分かれて西にしばらく進むと西側の横池(雌池)が道の下側に見えてきます。水面がとても静かでいい感じだったので池の西端にあたる分岐から急坂を数メートル下って池まで行ってみることにしました。

打越峠に向かう道は見晴らしは全くありませんが、適度に登り下りがある気持ちよく歩けるコースです。

金鳥山から保久良神社までの下りは階段になっていてうんざりという気持ちにさせられますが、見晴らしが良いことが救いです。

費用

項目 金額 メモ
北神急行と神鉄 740円 新神戸から有馬温泉
阪急 190円 岡本から神戸三宮
合計 930円  

阪急岡本駅に下山すると、特急が止まるので列車の本数が多くてあっという間に三ノ宮まで戻ってこれます。

ゴミ採集ゲーム

28点採集して、2ペアと1トリプルでした。トリプルは同じ所で採集したので、同じ人(グループ)が残していったのかな。

ゴミ採集ゲームの結果。今回は、28点採集して2ペア、1トリプルでした。
ゴミ採集ゲームの結果。今回は、28点採集して2ペア、1トリプルでした。

保津峡の紅葉を期待して愛宕山へ

保津峡の紅葉を期待して愛宕山へハイキングに行ってきました。しかし残念ながら期待していたような紅葉は見られませんでした。それでも愛宕山へ登る途中では所々でモミジの紅葉を楽しめました。また予定外で訪れた空也滝は、小さいながら迫力を感じられとても良かったです。

景色と発見

紅葉

何年か前の紅葉の時期に電車で保津峡を通ったら、黄色く色づいた景色がとても見事でした。紅葉が見えたのはトンネルを抜けて橋を渡る一瞬でしたが、その綺麗さが忘れられません。

そこで今回は、愛宕山に登るのがメインというよりは、愛宕神社の千日参りの帰りに見つけた保津峡がよく眺められるポイントからの紅葉を期待して行ってきました。

保津峡と保津川下りの船。
保津峡と保津川下りの船。

しかし紅葉には時期が早かったのか、それとも光や場所が違うからか紅葉と呼べるほどはまだ色づいていませんでした。

保津川にかかる鉄橋上のJR保津峡駅。
保津川にかかる鉄橋上のJR保津峡駅。

保津峡駅の辺りも同じような感じで、ちょっと残念な結果でした。

小さい葉だったからコハウチワカエデかな。
小さい葉だったからコハウチワカエデかな。

紅葉はピークと言える時期が短く、見頃に当たるのはとても難しいですね。毎日神戸の裏山を見ていても本当にきれいな紅葉はほんの数日でした。その日は「紅葉の名所」と言っても良いかもと思えましたが、その前後はただの裏山です。

ハットさせれた紅葉の鮮やかさ。
ハットさせれた紅葉の鮮やかさ。

保津峡の紅葉は残念でしたが、清滝から愛宕山への山道ではモミジのきれいな紅葉を所々で眺められました。特に愛宕神社への登りだしは急なので、時々現れる紅葉に助けられました。

緑から赤への紅葉グラデーション。
緑から赤への紅葉グラデーション。
杉の葉の緑に映えるヤマモミジの赤。
杉の葉の緑に映えるヤマモミジの赤。

今回のコースは全体的に森の中のコースだったので、紅葉ではなく色が抜けた葉も、そこだけぱっと明るくなっていてきれいでした。ちょっと自信はないのですが、葉が5枚なのでコシアブラでしょうか。

なんの木だろう?コシアブラ? 葉が白く退色して、木立の中でそこだけ明るく目立っていました。
なんの木だろう?コシアブラ? 葉が白く退色して、木立の中でそこだけ明るく目立っていました。

足元では、春から夏にかけてはヘビ模様で目立っていたマムシグサが赤い実を付けて目立っていました。

マムシグサの赤い実。
マムシグサの赤い実。

ネジキを紅葉した葉から認識

今回のハイキングでネジキの紅葉を見分けられるようになった気がします。

ネジキの紅葉。薄い葉なのか、穴が開いていることが多い気がします。
ネジキの紅葉。薄い葉なのか、穴が開いていることが多い気がします。

ネジキは名前のように幹の樹皮が雑巾を絞ったように捻れているのが特徴です。この特徴的な幹が見えなくても、紅葉した葉でネジキを識別できるようになった気がします。

ネジキの紅葉は退色したような薄い赤で、厚さがないからか写真のように穴が開いていることが多い気がします。

愛宕山の挨拶

愛宕神社の千日前リでは、下ってくる人へは「お下りやす」、登る人へは「お登りやす」という非対称の挨拶でした。

挨拶は多くの言語で対称なので反射的にオウム返しすればたいてい何語でもOKですが、非対称でだとちょっと考えないと挨拶を返せません。忍者だったら「山」と言われてすぐ「川」と答えられないので敵とみなされる可能性も有ります。

そこで今回も非対称なのかと初めの内はちょっと緊張しました。しかし挨拶は普通に「おはようございます」「こんにちは」でした。

「お登りやす」「お下りやす」という挨拶は、昔は愛宕山では何時もだったかもしれませんが今では千日参りの時限定なのですね。

空也滝

小さいながら迫力の空也滝。
小さいながら迫力の空也滝。

空也滝は落差10mくらいの小さめな滝ですが、滝の下までいけるので水しぶきと風でかなりの迫力でした。鳥居があったりその場の雰囲気からして、滝に打たれる行場なのかもしれません。

地図に載っていたので前知識なしになんとなく軽い気持ちで行ってきましたが、とても良かったです。

不思議な杉

愛宕山から月輪寺に下る途中では、面白い木を見つけました。

根はどこ? 枝のはずがすっかり一人前の杉の木になってました。
根はどこ? 枝のはずがすっかり一人前の杉の木になってました。

杉の木の下半分がなく、空中に浮いていました。よく見ると倒れた杉の枝が成長して一人前の杉の木になっていました。

倒れても花を咲かせたりする木は有りますが、結局は枯れたり切られたりして寿命は長くありません。それが枝だったものがこれだけ立派に成長しているということに驚きました。一体いつから倒れたままなのでしょうか。

絶景ポイント

愛宕山への登山道(愛宕神社の参道)の五合目の東屋を過ぎて平らな部分に出ると、崖崩れがあった場所なのか大阪平野と保津峡を眺められる場所がありました。

大阪平野の眺め。手前の川は桂川で、これが奥の淀川へとつながっています。
大阪平野の眺め。手前の川は桂川で、これが奥の淀川へとつながっています。
保津峡の眺め。今ひとつスッキリと見えなかったのが残念です。
保津峡の眺め。今ひとつスッキリと見えなかったのが残念です。

残念ながら霞がかかっていて展望は今ひとつでしたが、大阪平野がこれだけ見えるということは、普段気がついていないだけで大阪からも愛宕山が見えているということなんですね。

京都市街は、愛宕神社の階段脇から月輪寺側にほんの少し行ったところに絶景ポイントが有りました。また京都北山の山々もきれいに見渡せました。

ルート

2015-11-21
清滝バス停(7:39-7:54)→清滝(8:03)→愛宕表参道→水尾分かれ(9:50)→愛宕山(10:25-10:38)→月輪寺(11:33)→空也滝(12:39)→清滝(13:24)→金鈴渓→落合橋(14:07)→保津峡駅(14:51)
距離と時間
12.9km 約7時間(休憩を含む)
トイレ
清滝の駐車場脇と愛宕神社の下側社務所みたいな所。

清滝の登山口から山頂の愛宕神社までは、全体を40に分けた現在位置を示す看板があります。これを見るとどの辺まで登ってきたかを簡単に把握できます。

登山口からいきなり急登が最初の東屋の辺り(12/40)まで続きます。ここを過ぎると傾斜が多少ゆるくなり、さらに五合目という東屋を過ぎると杉の大木が現れ水平の歩きやすい道になります。

また登りになるとすぐに水尾との分岐になります。杉の大木を眺めながら階段がちの道を登って行くと黒門が有り、すぐに愛宕神社の社務所のようなところに出ます。石段をさらに登ると愛宕山の山頂である愛宕神社に着きます。

愛宕神社の黒門。
愛宕神社の黒門。
歴史を感じさせる杉の大木が続く愛宕神社への参道。
歴史を感じさせる杉の大木が続く愛宕神社への参道。
愛宕神社への階段。なかなかの段差があって、一段ずつゆっくりお参りする必要が有りました。
愛宕神社への階段。なかなかの段差があって、一段ずつゆっくりお参りする必要が有りました。

月輪寺(つきのわでら)へは、石段と休憩所の間を進みます。石段の途中の門のところからも降れそうですが未確認です。

月輪寺を通るコースは、通年(千日参りと大晦日から元旦も)午後5時から朝9時まで危険なため通行止めとの注意看板が何ヶ所も有りました。また「山と高原地図」には、急で岩場が多いと注意書きが有ります。しかし確かに急ですが、期待していたような岩場はなくちょっと拍子抜けでした。

空也滝(くうやのたき)は、月輪寺を降ってきてたところに案内の石柱が立っていました。川の左岸にある整備された道を沢沿いに10分ほど登って建物の間を抜けると空也滝に出ます。帰りは来た道を戻ります。

清滝までは林道を下ってゆき、東海自然歩道と出会うと清滝までは直ぐです。この先は東海自然歩道と京都一周トレイルの一部で多くの人が歩いています。

清滝から落合橋までは金鈴峡の澄んだ川を眺めながら川沿いの気持ちの良い道が続きます。ただし一部すれ違いに注意が必要な狭い部分もあります。

金鈴峡の流れ。上流から流れてきたゴミが有りましたが、水はとても透き通っていました。
金鈴峡の流れ。上流から流れてきたゴミが有りましたが、水はとても透き通っていました。

落合橋の先にあるトンネルをくぐると、保津峡がよく見えるポイントへ続く道が左に有ります。京都一周トレイルは落合橋を渡らずに車道を嵯峨野の方に向かいますが、直ぐなのでちょっと寄り道するのも良いかもしれません。

落合橋から保津峡駅までの道は狭いにもかかわらず意外と車が多く走っています。そのため道の真ん中を歩いていると急に車が現れたりするので注意が必要です。

費用

項目 金額 メモ
阪急 620円 神戸三宮から嵐山
バス 230円 嵐山から清滝  
JR 940円 保津峡から三ノ宮
通常1490円
合計 1790円  

この日は、急に思い立って行ったので当日朝に金券ショップの自販機で切符を購入しました。そのため阪急の全区間券がを買えませんでした。全区間券ならば、三ノ宮から嵐山まで少し節約できたはずです。

それでも京都から三ノ宮までのJR昼得切符(700円)を買えたので、だいぶ節約出来ました。

嵐山から清滝までのバスは、ICカードを使用出来ました。

ゴミ採集ゲーム

ゴミ採集ゲームの結果は、26点採集して「役なし」でした。大漁という程ではありませんでしたが、久しぶりの量です。

ゴミ採集ゲームの結果。今回は、26点採集して「役なし」でした。
ゴミ採集ゲームの結果。今回は、26点採集して「役なし」でした。