「北風と太陽」の六甲山

期待していた六甲山の樹氷は見られませんでしたが、日陰に雪が残っていて雪を踏むギュッギュッという感触を楽しめました。またカスケードバレーでは予想外の氷瀑を見ることができました。

この日、沖縄で雪が降るかもという強烈な寒波がやって来ました。そこで六甲山でも雪や樹氷が見られるかと期待して六甲山へ登ってきました。

しかし樹氷は全く見られませんでした。水筒の水も凍るほどだったので気温は十分低かったのでしょうが、樹氷の元となる水分が不足していたようです。朝六甲山の山頂付近に全く雲がなかったのは、こおいうことだったのですね。

景色と発見

樹氷はすぐに無くなってしまうので、最短で六甲山に登れる有馬温泉からスタートしました。そして六甲全山縦走路を西に進んで、穂高湖の所からカスケードバレーで下山しました。

有馬温泉の源泉

有馬温泉の源泉は何ヶ所かあるようですが、有馬温泉の「金の湯」から昔の雰囲気を残すみやげ物屋街を抜けた裏手にも一つ源泉があります。寒くなると源泉から漏れる湯気が白くなって、温泉という雰囲気がより一層強くなります。

有馬温泉の源泉の一つ。手前の鉄板に手が届くけど、触るときには火傷に注意です。
有馬温泉の源泉の一つ。手前の鉄板に手が届くけど、触るときには火傷に注意です。

源泉は柵で囲まれていますが、手前の設備(?)には手が届き温泉の熱さを感じることができます。と言ってもずっと触っていられない温度なので、手を出すときは火傷に十分注意してください。

六甲山からの見晴らし最高

六甲山最高峰への道からはこの日も大阪平野と北側がとても良く見えました。

六甲山最高峰下から望む大阪湾と大阪平野。生駒山やダイトレの山々だけでなく、奈良県東部の山まで見えた気がします。
六甲山最高峰下から望む大阪湾と大阪平野。生駒山やダイトレの山々だけでなく、奈良県東部の山まで見えた気がします。

生駒山から大和葛城山や金剛山などのダイアモンドトレイルの山々だけでなく、その奥にある奈良県東部の山まで見えました。さらに南(右)に目を向けると大阪湾の出口にある島まで見えました。

ガーデンテラス側に下ったところからは、北から北西の方角がよく見えます。

六甲山最高峰から西に下ったところからの北西方向を望む。遠くに見えた山は、上部が雪で白くなっていました。
六甲山最高峰から西に下ったところからの北西方向を望む。遠くに見えた山は、上部が雪で白くなっていました。

山の名前は分かりませんが、雪をかぶっているのか山頂付近が白くなっている山が遠くに見えました。どこの山なんでしょうね。

北風と太陽

この日は非常に強い寒気に覆われていたので山の上は、分かっていたとは言えすごい寒さでした。冬用の厚い手袋をしていたのですが、それでも指の先が冷えて痛くなるほどでした。

このくらいの寒さになると水筒の水も凍ってしまいます。

水筒の水も凍る寒さでした。
水筒の水も凍る寒さでした。

水筒を取り出すときになんかシャラシャラ音がすると思ったら、こんな状況でした。

こんな気温が低い日でしたが、南斜面は風が遮られて日の光で寒さが嘘のように和らぎ、ほっと一息つけ「北風と太陽」の話を思い出さずにはいられませんでした。

凍っていたのは水筒の水だけではありませんでした。

三国池もすっかり凍っていました。

三国池も凍っていて、その上に雪が積もっていました。
三国池も凍っていて、その上に雪が積もっていました。

それだけではなくカスケードバレーを下っていると、飛び跳ねた水滴が玉のような氷を作っていました。水しぶきがかかったことろが全体的に凍るのではなく、玉が連なったように凍っていたのがとても不思議でした。金平糖ができるときのように何か氷の核になるものがあって、それが段々と成長するとこうなるのでしょうか。

カスケードバレーで見つけた玉氷。飛び跳ねた水が金平糖のように少しずつ大きな玉状の氷になっていったのでしょう。
カスケードバレーで見つけた玉氷。飛び跳ねた水が金平糖のように少しずつ大きな玉状の氷になっていったのでしょう。

またこれもカスケードバレーですが、細い流れがたくさんの氷柱を作って見事な氷瀑になっていました。

小さな流れがたくさんの氷柱を作り、ちょっとした氷瀑を作っていました。
小さな流れがたくさんの氷柱を作り、ちょっとした氷瀑を作っていました。

六甲山の氷爆というと紅葉谷の七曲滝や百間滝が有名ですが、こんなところで凍った滝を見られるとは思ってもいませんでした。

この氷瀑は初めて見た気がするので、もしかするとこの季節にカスケードバレーを歩いたのは初めてかもしれません。それとも今回の強烈な寒波のせいで、普段わ凍らない流れが凍ったのでしょうか。

楽しい雪道歩き

六甲山最高峰からガーデンテラスまでの日陰には、雪がほんのちょっぴり積もっていました。積雪は1cmか2cmといったところでしょうか。

六甲山最高峰からガーデンテラスまでは、日陰に薄っすらとですが雪が積もっていました。
六甲山最高峰からガーデンテラスまでは、日陰に薄っすらとですが雪が積もっていました。

いつ降った雪なのか分かりませんが、踏み固められたりせずにまだサラサラとした雪のままでした。そのため雪を踏むたびにギュッギュッというという音と感触を楽しめ、歩くたびについ頬が緩んでしまいます。

期待していた樹氷は残念な結果でしたが、六甲山でも雪が降るのは年に数えるほどなので予想外の雪に出会えてとってもラッキーでした。

キジ

ラッキーといえば、六甲山ゴルフ場でキジを見つけました。ただハイキングコースからだいぶ距離がある所にいたので未確認生物のような写真になってしまいました。

六甲山ゴルフ場でキジを見つけました。今回はずっと奥のほうですが、たまにすぐ近くで見られることもあります。
六甲山ゴルフ場でキジを見つけました。今回はずっと奥のほうですが、たまにすぐ近くで見られることもあります。

六甲山ホテル

約100年前、大阪から神戸一帯が急速に近代化して阪神間モダニズム1と呼ばれる文化が花開きました。六甲山上には、ケーブル駅など当時の近代化遺産がいくつも残っています。

その一つが六甲山ホテルの旧館です。

六甲山ホテル旧館。六甲山の近代化遺産ですが、老朽化のために取り壊されてしまうそうです。
六甲山ホテル旧館。六甲山の近代化遺産ですが、老朽化のために取り壊されてしまうそうです。

この旧館が老朽化のために取り壊される2とのことです。できれば保存しておいて欲しいのでしが、お金がかかることなので簡単ではないようです。そのままではなくとも、外観のみ残すとかいろいろ検討して欲しいです。

ルートと注意点

2016-1-24
有馬温泉駅(8:27)→有馬温泉(魚屋道登山口)(8:43-8:55)→一軒茶屋(10:09)→六甲山最高峰(10:24)→極楽茶屋跡(11:14)→六甲ガーデンテラス(11:37)→六甲山記念碑台(12:09)→三国池(12:35)→杣谷峠(13:03-13:15)→カスケードバレー→杣谷登山口(14:42)→五毛バス停(三ノ宮方面)(14:53)
距離と時間
15.8km 約6時間半(休憩を含む)
トイレ
有馬温泉駅、六甲山最高峰(2016年3月末まで工事のため使用禁止、仮設トイレあり)、ガーデンテラス、記念碑台、杣谷峠(穂高湖入口)

有馬温泉から六甲山までは、芦屋川から六甲山へのコースで下りによく使われるコースです。そのため全体的になだらかで特別危険なところはありません。ただし六甲山の少し手前にいつも水が出ている場所があり、この季節はほぼコース幅いっぱいに凍結します。距離はとても短いのですが、不安があれば迷わず滑り止めを使用したほうが良いと思います。

六甲山最高峰から少し有馬側へ下ったところが、例年通り道幅いっぱいに凍結していました。
六甲山最高峰から少し有馬側へ下ったところが、例年通り道幅いっぱいに凍結していました。

凍結といえば、雪が降った後は六甲山最高峰への最後の坂道は踏み固められてアイスバーンになりやすいので注意が必要です。

六甲山最高峰からガーデンテラスまでは適度な登り下りを繰り返しながら気持ちよく歩ける部分です。春など気候がいい時期にガーデンテラスから最高峰の往復は、一番手軽でオススメできるコースです。この季節には樹氷が見られますが、その分冷たい北風が身にしみる部分でもあります。

極楽茶屋跡(紅葉谷への分岐)からガーデンテラスとガーデンテラスからから石切道への分岐までは、人がたくさん歩くので雪が踏み固められて氷になりやすいので注意が必要な場所です。

記念碑台先の六甲山ホテルから丁字ヶ辻までは、車が多いのに歩道がないので車との接触事故に注意が必要です。車の自動運転が実用化されたら、人の脇を通るときには速度を落とすようにしてもらいたいものです。

丁字ヶ辻から三国池も車道ですが、そのまま平らに歩道を進むコースと車の少ない北側の細い道を選択できます。歩道の方は大阪湾が眺められますが、私は北側の細い車道が静かで好きです。

三国池から市立自然の家までは、登りだとなかなか階段がきつい部分ですが、今回は下りなので問題ありません。

穂高湖入り口(杣谷峠)のトイレは、床が全面凍結していたので注意が必要です。狭いので頭を打ちそうで、外の凍結より危険かもしれません。

カスケードバレーは、階段で谷底まで下り、後は基本的に川沿いに下るコースです。何ヶ所か川を渡りますが、どこを渡るか少し判断を要求されます。そのうち一カ所下りだと川を渡る場所を見落として先に進んでしまいそうな場所があります。もちろん道標が立っていますし、今回行ったら山の通行止めマーク(不自然に木が横たわっている)ができていました。また大きな飛び石がないので、増水にも注意が必要です。

費用

項目 金額 メモ
電車 930円 三宮から新神戸経由で有馬温泉
バス 210円 五毛から三宮
合計 1140円  

歩き始めにおみやげを買うことを躊躇してしまい、いつも有馬温泉で炭酸フレーク3を買っておくんだったと後悔している気がします。

ゴミ採集ゲーム

14点採集して「役なし」でした。

ゴミ採集ゲームの結果。14点採集して「役なし」でした。
ゴミ採集ゲームの結果。14点採集して「役なし」でした。

参照と脚注

  1. 阪神間モダニズム – ウィキペディア

  2. 六甲山ホテルの旧館閉館へ 近代化遺産、老朽化激しく – 神戸新聞

  3. 炭酸フレークは、炭酸せんべいを作るときのバリ(型からはみ出した部分)を集めたものです。特に焦げているということもなく味は炭酸せんべいと全く同じです。廃棄物みたいなものなのでお土産にはできませんが、家で食べるにはこれで十分です。値段は、一袋150円くらいです。

シモバシラの霜柱とロウバイ・森林植物園

「六甲山シーズンガイド」に載っていたシモバシラを見てみたくて、またロウバイがそろそろ咲いて良い香りがしているのでないかと期待して森林植物園まで行ってみました。

六甲山のハイキングコースを紹介するガイドブックは何冊も出ています。その中の「六甲山シーズンガイド」は、歴史や花や地形などを紹介した小さな小さな囲み記事が特徴的です。何度も歩いたことのあるコースでも知らないことが多く、その囲み記事を読んでもう一度行ってみようということがよくあります。またそこで見られる植物が多く紹介されているのも好きなところです。

この「六甲山シーズンガイド」の秋冬編1に神戸市立森林植物園のシモバシラという不思議な名前の植物が紹介されていました。森林植物園には季節を問わず何回も行っているのに今まで見たことがなかったので、このシモバシラを見ようと行ってみました。

この季節は花が少ない季節ですが、森林植物園でもロウバイがこの寒いさなかに花を咲かせ良い香りを漂わせます。昨年はロウバイを見に(香りを楽しみに)1月下旬に行ったのですが、今年は暖冬なのでもう咲いているかもと期待していました。

景色と発見

バラの化石?

新神戸駅裏の階段を登っていたら、バラの化石か乙女椿がドライフラワーになったような不思議な花(?)2を見つけました。花びらに相当する部分は、松ぼっくりのようにも見えます。

バラか乙女椿の化石?どうやらヒマラヤスギの松ぼっくりらしい。別名:シダーローズ。
バラか乙女椿の化石?どうやらヒマラヤスギの松ぼっくりらしい。別名:シダーローズ。

帰ってから調べてみると、どうやらヒマラヤスギ3の松ぼっくり(松笠)らしいです。

ヒマラヤスギの実はラグビーボールのような楕円形なので、松笠は円柱状になるのでないかと思えます。普通の松は松笠が開いてもしっかりくっついているのに対して、ヒマラヤスギの松笠は途中でちぎれるのか、写真のように先端部分だけがバラの化石のように残るそうです。そのためちゃんと「シダーローズ(a cedar rose、ヒマラヤスギのバラ)」という名前が付いています。

この場所にヒマラヤスギが生えていた記憶は全くないので、なぜここにシダーローズがあったのか不思議です。誰かが捨てた可能性もありますが、今度通ったらヒマラヤスギがあるか確認してみようと思っています。

雲製造工場

神戸の雲製造工場、神鋼火力発電所。
神戸の雲製造工場、神鋼火力発電所。

この日はとても寒かったので、神鋼発電所の排気に含まれる水分による雲と自然にできた雲が合体して、まるで上空の雲を全てこの発電所が作っているのでないかと思わせる景色が見られました。

シモバシラの霜柱

森林植物園のシモバシラは、北側の正門から入ってアジサイがたくさん植えられている坂の手前、カタクリと同じ場所に植えられていました。

シモバシラは、看板がなければ気が付かないようなただの枯れ草でした。でも根本を見ると確かに小さいながらシモバシラから霜柱ができていました。

シモバシラ。茎から霜柱ができるのでシモバシラという名前が付いたのだとか。
シモバシラ。茎から霜柱ができるのでシモバシラという名前が付いたのだとか。

森林植物園のブログに紹介されていたシモバシラの霜柱は非常に見事でした4が、それに比べると非常にちょっぴりの霜柱でした。それでも霜柱が付いた本物のシモバシラを見られてとっても満足です。

この霜柱は、シモバシラの根から吸い上げられた水分が茎のところで凍ってできます。しかし季節が進んで何度も凍結融解を繰り返すと植物の水が流れる器官が破壊されてしまい、そうなると水分を吸い上げられず霜柱ができなくなるとのことです。その他に風などの気象条件も関係していて、立派な霜柱を見られる条件はなかなか厳しいようです。

シモバシラは関東から九州までの低山に分布しているとのことなので、今度はぜひ野生のシモバシラを見てみたいものです。

ウサギの国

ウサギの国はちょうど餌の時間だったようで、係の人がウサギに餌をやっていました。

ウサギがみっちり集まって餌の時間。
ウサギがみっちり集まって餌の時間。

いつもの半分のスペースにウサギが集められていたので、ウサギだらけという感じでした。それらが餌を入れたトレイに群がって、周りに注意しながらも一心不乱にモグモグ食べる姿はいつまで見ていても飽きません。

ロウバイが見頃・嗅ぎ頃

神戸市立森林植物園のロウバイは、二ヶ所に植えられています。一つはシアトルの森の先にある天津の森で、もう一つがウサギの国の脇です。

今回はウサギを見たかったので、ウサギの国脇のロウバイを見てきました。

青空にロウバイのいい香り。中心部が赤い普通のロウバイ。中心部も黄色のソシンロウバイという種もあります。
青空にロウバイのいい香り。中心部が赤い普通のロウバイ。中心部も黄色のソシンロウバイという種もあります。

ここの花はだいぶ咲いていて、ロウバイの甘い香りがしていました。半分くらいは開花していましたが、まだつぼみの木もあったのでもうしばらくは甘い香りを楽しめそうです。

ロウバイには、中心が赤っぽいロウバイと、中心も黄色いソシンロウバイがあります。咲いていたのは全てただのロウバイでした。ソシンロウバイも植えられていたと思うのですが、見落としているのか、咲く時期が少しロウバイとは違うのかもしれません。

日向ぼっこ

ル・ピック前のモミジバフウ。
ル・ピック前のモミジバフウ。

この日は気温が低く風も冷たかったのですが、風を避けられる日向はとても気持ちが良かったです。人も少なく静かで、小鳥のさえずりを聴きながらあんこお菓子を食べ、のんびりと休憩できました。

小鳥は賑やかにさえずっていても「静か」と感じるのって不思議な感覚です。

ヒノキの見分け方

森林植物園内には色々な木が植えられていますが、それぞれの木の説明や見分け方の看板も設置してあります。しかしたいてい説明を一度読んで「フーン」と思っておしまいです。次に来た時には看板を読んだことさえ忘れているので説明をまた読んで、そう言えば前に読んだことあるなと気が付きます。

こうして何度も説明を読んでいるとさすがに覚えるもので、ついにヒノキの見分け方を覚えました。

ヒノキかな?と裏返すとYesマーク。
ヒノキかな?と裏返すとYesマーク。

ヒノキは、「ヒノキかな?」と思って葉を裏返すと「Y」(Yes)と書いてあります。Yと書かれていなければ、それはヒノキではなく葉の形が似たサワラやアスナロなどだということです。ただ、じゃあヒノキ以外の何と言われても、まだそこまでの区別を付けられるようにはなっていません。

もっとも植林されているのはほとんどスギかヒノキなので、杉でなければヒノキという認識で十分かもしれません。

テイカズラの実

キョロキョロ見回しながら歩いていたら、テイカズラの実を見つけました。

テイカズラの実。インゲンマメのような実が熟すと、綿毛の付いた種が出てきます。
テイカズラの実。インゲンマメのような実が熟すと、綿毛の付いた種が出てきます。

テイカズラの実はインゲンマメのような実ですが、弾けると中から綿毛が付いた種が出てきます。

種をよく見ると、確かに先月見つけた種5と同じ形をしていました。

ルート

2016-1-16
新神戸駅(8:35)→市ケ原(9:23)→神戸市立森林植物園東口への分岐(10:20)→神戸市立森林植物園→神戸市立森林植物園西口(11:52)→西側森林管理道→南ドントリッジ→高雄山(12:53)→市ケ原(13:28)→新神戸駅(14:16)
距離と時間
12.2km 約5時間半(休憩を含む)
トイレ
新神戸駅、市ケ原、森林植物園

新神戸から市ケ原までは舗装された遊歩道ですので危険箇所はありません。ただ新神戸駅裏の階段から布引ダムまでは登りが続き、歩きだしでもあるのでペースを抑え気味に進みます。

市ケ原から森林植物園は、増水していなければ危険はありません。森林植物園から南ドントリッジ入り口までも特に危険箇所はありません。

南ドントリッジは名前のように細い尾根道です。ところどころザレて滑りやすいところもありますが、北側からだと登りなのでそれほどの危険はありません。

一番危険なのは、高雄山から市ケ原までです。高雄山南側のピークを超えるコースは急な下り坂です。今回はピークを迂回するコースを取りましたが、こちらはコースが狭くてコース自体が斜めになっているところがあり、なかなかのスリルあるコースです。

費用

項目 金額 メモ
合計 0円  

神戸市立森林植物園の入園料は300円ですが、年間パス「トリコロールカード」があるので入園料はかかりませんでした。トリコロールカードは、森林植物園以外にも相楽園と須磨離宮公園でも使えます。

ゴミ採集ゲーム

7点採集してワンペアでした。たった7点でワンペアできるとは、年初めから縁起が良い気がします。

ゴミ採集ゲームの結果。7点採集してワンペア。
ゴミ採集ゲームの結果。7点採集してワンペア。

参照と脚注

  1. 六甲山シーズンガイド 秋・冬 根岸真理(神戸新聞総合出版センター)

  2. 一瞬「砂漠のバラ」という鉱物かと思いましたが、どう見ても生物でした。砂漠のバラ – ウィキペディア

  3. ヒマラヤスギは、名前にスギが付いていますが、杉ではなく松の仲間です。ヒマラヤスギ – ウィキペディア

  4. シモバシラ – 神戸市立森林植物園のブログ

  5. 摩耶山で年越しそば、のはずが… – 歩(ある)ってみる

初詣に神戸八社巡り

神戸の市街地に点在する一宮神社から八宮神社までお参りしてきました。ゆっくり歩いても半日で回れる距離で、お正月の初詣にオススメできるコースでした。

神戸八社は、神戸の守護神ということで中心地であるJR三ノ宮駅から神戸駅を取り囲むように点在しています。この八社を順番にお参りすると厄除けになるということです。

山に行くには遅くなってしまったけどとてもいい天気だったので、散歩がてらにお昼を食べてから初詣を兼ねて神戸八社巡りをしてきました。

神戸八社巡りに出発。
神戸八社巡りに出発。

ルート

最近「こうべリンクル1」というレンタサイクルで市内観光している人をよく見かけます。今回は歩いてお参りしてきましたが、自転車で回るのも良いかもしれません。神戸は坂の町のイメージがありますが、電動アシスト付き自転車なので四宮神社や五宮神社の周りの坂も楽ちんだと思います。

2016-1-9
一宮神社(12:19)→二宮神社(12:35)→三宮神社(13:02)→四宮神社(13:19)→五宮神社(13:45)→八宮神社(六宮神社)(14:11)→七宮神社(14:46)→八宮神社(六宮神社)(15:12)→湊川神社(15:21)
距離と時間
11km 約3時間(休憩を含む)

番号が付いているので、それに合わせて一宮神社から順にお参りしていきました。ただし六宮神社は八宮神社に合祀されているので二回お参りしました。また最後に湊川神社にお参りしましたが、そらならスタートを生田神社にしても良かったかなと後で思いました。来年はそうしてみようと思います。

どの神社も大きな神社ではなく、ほとんど場所を知りませんでした。そのため神戸市バスが出している神戸八社巡り2御朱印帳PDFが予習にとても便利でした。ただしバス停からの地図なので、実際に歩くにはスマホの地図アプリで十分ですが広域の地図が必要です。またこの季節だからか、どの神社も幟が立っていて離れたところからでもすぐに場所がわかりました。

八社巡りをする人は少ないのかと思いましたが、どの神社に行っても必ず何人かは先客がいて、同じように歩いている人を何人も見かけました。正月三ヶ日だともっとたくさん歩いていたのではないでしょうか。

時間も三時間で全てを回れるので、お雑煮の腹ごなしにもぴったりです。ただしアスファルト道なので、山を歩く以上に足(特に膝)が疲れました。

トイレ
繁華街は公衆トイレがすぐ見つかりますが、五宮神社の辺りは完全に住宅地なので見つけにくいです。四宮神社から上がった突き当り(花と緑のまち推進センター脇)の公園にトイレがあって、寄っておいてよかったです。
大倉山公園内にもあると思いますが、図書館でも借りられます。

景色と発見

一宮神社。
一宮神社。

一宮神社から二宮神社に向かう途中にある歩道橋の北東角にはイスズベーカリーのお店があります。お正月はお休みかもしれませんが、途中で食べるおやつやお昼にぴったりです。

二宮神社。
二宮神社。

西宮商店街から少し東に入った所にあります。

三宮神社。この前で神戸事件が起きたとか。後ろに見えるのは結婚式場。
三宮神社。この前で神戸事件が起きたとか。後ろに見えるのは結婚式場。

江戸時代末期に起きた神戸事件はこの三宮神社の前で起きたとのことです。その記念(?)に同時代の大砲が境内に置かれていました。

四宮神社。
四宮神社。

相楽園のすぐ南側なので、ツツジや紅葉の季節だったら相楽園に寄ってみるのもオススメです。

五宮神社。お隣には立派なお寺が有りました。
五宮神社。お隣には立派なお寺が有りました。

一宮神社から八宮神社までのどの神社も小さな神社です。それでも五宮神社を除くと、周りに企業や商店が多いからか境内には立派な社務所が立っています。しかし五宮神社は中心街から一番離れていて周りも住宅地だからか、田舎の氏神神社のようにひっそりとしていました。高台にあることもあり一番気持ちの良い神社でした。

八宮神社。六宮神社が合祀されています。
八宮神社。六宮神社が合祀されています。

六宮神社は八宮神社に合祀されています。そのため八社を巡るとは言っても、実際にお参りする神社の数は七社です。七宮神社で終わりにしても良いのかもしれませんが、せっかくなので最後にもう一度八宮神社にお参りしました。

七宮神社。大きな通りに挟まれていますが、不思議と車の音が気にならなかった。
七宮神社。大きな通りに挟まれていますが、不思議と車の音が気にならなかった。

昔はすぐ近くに海があったのでしょうね。

湊川神社。
湊川神社。

八宮神社のすぐ西には湊川神社があります。せっかく近くまで行ったので、最後に湊川神社もお参りしました。

スタートの一宮神社も生田神社が近いので、いきなり一宮神社から歩き始めるのでなく生田神社をお参りしてから八社巡りをしても良かったかなと、湊川神社をお参りしながら思いました。

神戸の表情

一宮神社から七宮神社までは、直線距離にして3km位だと思います。たったこれだけの距離で住宅地と繁華街があり神戸の街のコンパクトさを実感できました。また同じ住宅地でも一宮神社や二宮神社のある東部、五宮神社のある山側、七宮神社のある西部ではだいぶ雰囲気が違うことも面白かったです。

費用

項目 金額 メモ
お茶 260円  
合計 260円  

その他にお賽銭は必要ですね。

四宮神社から八宮神社(六宮神社)の間は完全に住宅地なので、コンビニが通り沿いにほとんどありませんでした。自販機が点在しているので飲み物には困りませんが、おやつ切れには注意が必要です。

四宮神社から五宮神社、そして八宮神社までは少し距離があるので、この間はバスを使うのもオススメです。乗り継ぎ割引3が使えれば、一回分の運賃で四宮神社から八宮神社の近くまで行けると思います。この路線はバスの本数が多いのも助かります。

参照と脚注

  1. こうべリンクル

  2. 市バスに乗って八社巡りに出かけよう!! 最近乗り継ぎ制度ができたので、バスを使っても意外と料金はかからないかもしれません。また三宮に出るまで地下鉄やバスを使うのでしたら、一日乗車券という手も有ります。

  3. ICカードによる市バス乗継割引

飛行機初め

ウイングレットの絵柄

スカイマークの機体は、翼のウィングレットに色々なマークが描かれています。座席に着いて外を眺めると、この日の機体はハートマークでした。そして隣の機体はと見ると、こちらも同じハートマークでした。

ダブルハート。スカイマークのウィングレットには、色々な絵柄があるが、この日は隣もハートでした。
ダブルハート。スカイマークのウィングレットには、色々な絵柄があるが、この日は隣もハートでした。

マークにはトランプのマークの他にヒマワリやサクランボなど色々あるので、機体ごとに異なるマークが付いているのだと思っていました。しかし実際には複数の機体に同じマークが使われていたんですね。

これからは、マークの種類集めだけでなく、今回のペアのように隣との組み合わせも注目です。

初富士

神戸から羽田までの経路では、浜松の辺りからずっと富士山が右手に見えています。

お正月なのでいつも以上に富士山が見えるか気にしていました。しかし離陸して明石海峡大橋を超える前に眠ってしまい、気がついたら既に東京湾上空でした。それでも三浦半島越しに富士山をしっかり見られたので良かったです。

富士山。東京湾上空から三浦半島と相模湾越しに眺める。
富士山。東京湾上空から三浦半島と相模湾越しに眺める。

富士山の後ろには、雪を被った南アルプスの山並みも見えています。

夜景

帰りは前方の席だったので夜景がよく見えました。

横浜市上空からの夜景。磯子から小田原までの街明かりが見える。
横浜市上空からの夜景。磯子から小田原までの街明かりが見える。

ブレてしまってはいますが、手前の磯子から江ノ島(藤沢)、平塚や小田原の明かりまで見えています。

街明かりの絨毯はきれいです。一方南アルプスなど真っ暗な中にぽつんと明かりが見えることが有りますが、そんな明かりもとても気になる存在です。深い谷の奥にある小さな集落なのか、山小屋の明かりなのか、行って確かめてみたくなります。

摩耶山で年越しそば、のはずが…

大晦日に摩耶山へ登ってきました。さすがに歩いている人は少なかったです。また大晦日ということで、山の上で年越しそばを食べました。しかし年越しそばだと思ったら、ただの月見そばでした。なぜそうなった?

景色と発見

普段だと途中で追い越されたり、休憩ポイントには先客がいるのですが、今回は摩耶山に着くまでに数人しか会いませんでした。それも反対方向から下ってくる人のみ。さすがに大晦日に歩いている人は少ないですね。普段の平日は、いつもこんな感じでしょうか?

アジサイのドライフラワー。花に見えるところは、正確には花ではないのでドライフラワーではないのですが。
アジサイのドライフラワー。花に見えるところは、正確には花ではないのでドライフラワーではないのですが。

陽だまりハイキング

それなりに気温は低かったのですが、風が弱く冷気の中を歩くのがとても心地良かったです。

小鳥のさえずりを聞きながら気持よく歩いていたら、見たことのある特徴的な葉が落ちていました。同じ所から三枚の葉が出ている薄い葉といえば、この秋注目のタカノツメです。

タカノツメ。淡黄色の葉が同じとおろから三枚。
タカノツメ。淡黄色の葉が同じとおろから三枚。

葉が落ちているということは近くに木があるはずなので、辺りを探してみるとタカノツメの木が見つかりました。

タカノツメの冬芽。芽が爪で、リング状のシワが鳥の足に見えませんか。
タカノツメの冬芽。芽が爪で、リング状のシワが鳥の足に見えませんか。

枝のリング状に巻いている樹皮が鱗で冬芽が爪に相当し、名前の鷹の爪とまで行かなくとも鶏の足に見えないでしょうか。

また日向には、まだ数輪でしたがスイセンも咲いていました。

スイセン。清楚で好きだな。
スイセン。清楚で好きだな。

越前海岸や淡路島にスイセン群生地のようにスイセンが一面に咲いているのは見事ですが、数輪咲いているスイセンは清楚なイメージがあってまた別の趣が有ります。

しかし日向とは言っても、モチツツジの花が咲くのはいくら何でも早すぎです。一度冷え込んだ後に暖かくなったので花を咲かせるスイッチがONになってしまったようです。

モチツツジ。南斜面だったとはいえ、いくら何でも花が咲くには早すぎです。
モチツツジ。南斜面だったとはいえ、いくら何でも花が咲くには早すぎです。

このまま暖冬だと他の春に咲く花も冬の間に咲いてしまいそうで、春に咲く花芽が残っているか心配になります。

年越しそばだと思ったら…

クリスマスのケーキのように、大晦日に年越しそばは欠かせません。またハイキングには絶景を見ながらのお昼ごはんも欠かせません。

そこで今回は二つの「欠かせない」を合体させて、山の上で年越しそばを食べることにしました。

大晦日のお昼は、山でおそば。豪華に卵二個入りの月見そば。
大晦日のお昼は、山でおそば。豪華に卵二個入りの月見そば。

マルちゃんの正麺(鴨だしそば)1。普段は卵は一つですが、2つも卵が入った豪華版です。

しかしこれ、年越しそばだと思ったら…ただの月見そばでした。なぜ?

国語辞典の「年越しそば」を見たら「[細く長く生きよう、と願って]おおみそかの夜に食べるそば」2と書かれていました。そうなんです、年越しは「大晦日の夜」限定だったのです。ずっと大晦日なら時間は関係ないのかと思っていました。知ってよかったような、知らないほうが良かったような。

これ何だろう?

いくつか見たことのない実を見つけました。

何の種だろう?
何の種だろう? テイカズラの種?

木や草はただ葉が付いているだけだと気にかけませんが、花が咲いたり紅葉したり実がつくと「なんだろう?」と急に気になります。この秋紅葉の図鑑を買ったのですが、こうなると実から検索できる図鑑が欲しくなります。

何の実だろう? ツル性の植物に生っていました。赤くて美味しそう。
何の実だろう? ツル性の植物に生っていました。赤くて美味しそう。

この実も真っ赤で美味しそうでした。酸っぱいとか苦いなら良いのですが、もし毒だったらと思うと怖くて実を口にできません。もっとも六甲山は、瀬戸内海国立公園なので動植物の採取禁止です。

ルート

2015-12-31
新神戸駅(8:37)→市ケ原(9:19)→トエンティクロス→桜谷出合(10:52)→摩耶山(掬星台)(11:39-11:46)→摩耶山史跡公園(11:57-12:43)→青谷道→行者堂(13:09)→旧摩耶道→雷声寺(14:12)→新神戸駅(瀧の広場)(14:23)
距離と時間
11.6km 約6時間(休憩を含む)
トイレ
新神戸駅、市ケ原、摩耶山

森林植物園の東門から桜谷出合までの道は、急なところや危険なところはありません。また北風も遮られるので、本当に気持ちよく歩けます。この季節は、シジュウカラなどの小鳥もこのコース沿いでよく見かけます。

桜谷の飛び石は、大きな石が一つ流されていました。問題なく渡れますが、以前よりは水没しやすい大きさな気がしますので、雨の後の増水時には注意が必要です。

桜谷出合の飛び石。写真の右から渡れた。
桜谷出合の飛び石。写真の右から渡れた。

石の配置といえば、高雄堰堤上流にあるトエンティクロスを代表する飛び石が大きくなっていました。こちらはしばらく小さい飛び石だったので助かります。

桜谷コースは、コース上部に水が流れている部分が有ります。冬になるとその水が凍ってコースの道幅いっぱいのアイスバーンになりますが、まだ全く凍っていませんでした。これからもっと寒くなると注意が必要です。

青谷道は、行者堂跡3のところまでずっと階段状の下りが続きます。行者堂に出る最後の部分に滑りそうなところがあるので、少し注意が必要です。

青谷道には杉の大木が多くみられコースが階段状なこともあり、上野道よりも摩耶山への参道という雰囲気が有ります。

行者堂跡から雷声寺までの旧摩耶道は、道幅がとても狭いので転倒したら滑落の危険性が有ります。木があるのでそれほど怖い気がしませんが、もし木が無かったら絶対に通りたくないコースです。

旧摩耶道。道幅が狭い上に、急斜面をトラバースする部分が何ヶ所かあります。それも道が斜めになっている。
旧摩耶道。道幅が狭い上に、急斜面をトラバースする部分が何ヶ所かあります。それも道が斜めになっている。

費用

項目 金額 メモ
お汁粉 130円 缶入り
合計 130円  

前回お汁粉を飲みそこねたので、これを飲むのも目的の一つでした。摩耶山の自販機は、やはり1000円札以外の紙幣は使用できませんでした。

ゴミ採集ゲーム

ゴミ採集ゲームの結果は、12点採集してワンペアでした。

今回のゴミ採集ゲームの結果。12点採集してワンペア。
今回のゴミ採集ゲームの結果。12点採集してワンペア。

ペアは同じ所で採集して切り口も合うので、同じ人が捨てたのかもしれません。最低。

ちなみに記録を付けはじめた5月からの総合結果は、399点採集してペア10、トリプル3、クアッド1でした。

  1. 鴨だしそばは、ちょっとだしに癖があるので買い置きストックには入っていません。個人的オススメはうどんです。さすがに生麺は言いすぎですが、乾麺とはいい勝負します。

  2. 三省堂国語辞典 第七版(2014)

  3. 青谷道の行者堂は、建物が撤去されていました。