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ツツジを見に大和葛城山へ

葛城山へツツジを見に行ってきました。日帰りで十分楽しめるコースですが、朝夕の人が少ない時間につつじ園を独占したくてテント泊にしました。ツツジの満開は少し過ぎていましたが、それでも十分に綺麗なところでした。また新緑もツツジに勝るとも劣らない綺麗さでした。

葛城山のツツジといえば、毎年必ず新聞やニュースで取り上げられるこの時期の風物詩となっています。今年は例年より少し早い時期に満開を迎えた1ようでベストな時期は逃してしまいましたが、やっぱり季節物は楽しんでおかないとと思いツツジ見物に行ってきました。

葛城山のツツジは日帰りで十分楽しめますが、深夜のつつじ園のブログ記事2を見たのと早朝の人の少ない時間につつじ園を独占したいと思いテント泊で行ってきました。

景色と発見

葛城山のつつじ園

下から上がってきて最初に着くのはつつじ園の最上部です。分かっていたことですが、ツツジの花が散ってだいぶ緑が目立っていました。

多くの観光客でにぎわうつつじ園。
多くの観光客でにぎわうつつじ園。

しかし下の方に降りてみると、まだまだきれいに咲いているツツジもたくさんありました。

満開のヤマツツジ。全体的には終わりかけですが、探すと綺麗な満開も見られました。
満開のヤマツツジ。全体的には終わりかけですが、探すと綺麗な満開も見られました。

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この日は天気が良かったので、たくさんの人がツツジを楽しんでいました。

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しかし夕方になり日が傾く頃にはぐっと人が減り、昼間の人でが嘘のような静けさに覆われていました。

夕暮れのつつじ園。
夕暮れのつつじ園。

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ロープウェイの最終便は臨時で遅くまで運行していたようなので、この時間を狙ってくるのも良いかも知れません。

夜景と星空

すっかり日が落ちた後は、パラグライダーの滑空場に夜景を見に行きました。

御所方面の夜景。
御所方面の夜景。

白樺食堂のテラスやロープウェイ駅への道からも夜景は見えますが、ここからが一番街が近く見えます。ただし暗い林を抜けて行くのでちょっと怖い所です。イノシシなのか途中でガサッともの音がしてドキリとしていしまいました。

半月の月明かりに照らされるつつじ園。
半月の月明かりに照らされるつつじ園。

また帰りには、月明かりに照らされるつつじ園を見ることができました。この日は半月くらいだったのですが、満月の日だったらもっと明るく照らされて幻想的な景色だったでしょうね。

しかし半月だったので夜半には月も沈み、夜中に目が覚めた時には星空が広がっていました。

天の川とさそり座。
天の川とさそり座。

天の川を見たのはホント久しぶりです。さそり座が見えたので夏の大三角も見えていたのでしょうが、星座に詳しくないのでどれがそうなのか分かりませんでした。

深夜のつつじ園。
深夜のつつじ園。

つつじ園を独り占め

翌日は日の出と共にテントを抜け出し、ツツジを眺めながら朝食のシリアルをのんびりと取りました。 注意:キャンプ場以外は火気厳禁です。

ウグイスとカッコウがたくさん鳴いていて、とても静かなので谷の方で鳴くカッコウの声はこだましているのが聞こえるほどです。

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そうこうする内に同じようにテント泊の人やロッジに泊まった人も出てきて、段々と人が増えてきました。それでもこの時間は、底に行くとつつじ園を独り占めできました。

つつじ園を独り占め。
つつじ園を独り占め。

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底の方ではツツジに露が降りていて、それが朝日を浴びてとてもきれいでした。

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朝日を浴びるツツジ。
朝日を浴びるツツジ。

戻ってくると人の数がさらに増えており、ロープウェイの始発も早まったのか6時半頃には急に人が増えました。

朝6時半頃から既に人が集まりだしていました。
朝6時半頃から既に人が集まりだしていました。
朝はツツジ園越しに金剛山がくっきりと見えます。
朝はツツジ園越しに金剛山がくっきりと見えます。

大気汚染の指標植物

谷の底の方のツツジには、ウメノキゴケが付いている木が多く見られました。

ツツジの木には、ウメノキゴケが生えているものをよく見かけました。
ツツジの木には、ウメノキゴケが生えているものをよく見かけました。

地衣類は大気汚染に敏感で、ウメノキゴケは大気汚染の指標植物3となっています。そのウメノキゴケが生えているということは、それだけ葛城山の空気がきれいだということです。

色の違うツツジは何?

つつじ園に生えているツツジを見るとそれぞれの木で花の色が微妙に異なっています。その中には、ヤマツツジとは明らかに色が違う株があります。最初はモチツツジなのかと思いましたが、より色が濃く、モチツツジの特徴である額のネバネバがありません。

ミヤコツツジとヤマツツジの赤絨毯。
ミヤコツツジとヤマツツジの赤絨毯。

これは、どうやらミヤコツツジらしい。

読売新聞の記事4には、

奈良県御所市と大阪府千早赤阪村にまたがる葛城山(959メートル)の山頂付近でヤマツツジやミヤコツツジが見頃を迎え、山肌を鮮やかな赤に染め上げている。

と書かれていました。そこでミヤコツツジについて調べてみると、特徴5が一致します。

これがミヤコツツジでしょうか?
これがミヤコツツジでしょうか?

ミヤコツツジは、ヤマツツジとモチツツジが自然に交配して生まれた雑種で花の色がヤマツツジとモチツツジの中間になるとのことです。

六甲山を歩いている時にもモチツツジにしてはちょっと色が濃いツツジが咲いているなと思っていましたが、それも多分ミヤコツツジだったのですね。

その他の花々

ツツジにばかり目を奪われてしまいますが、自然観察路などではその他にも他にも色々な花が咲いていました。

先月葛城山へ来た時6にはカタクリが咲いていました。しかしもう花が終わり、葉などもほとんど無くなってしまっていました。それでもちょっとだけ残っていて、残っていたカタクリには実が付いていました。

実を付けたカタクリ。木の実に入っている種が開花するまでには7年近くかかるそうです。
実を付けたカタクリ。木の実に入っている種が開花するまでには7年近くかかるそうです。

木の実の中の種はアリが運んで分布を広げるのだそうです。そして最初の数年は葉が出るだけで、花が咲くのは7年以上後になるのだろうです。

前は人に教えてもらって気がついたのですが、今度は自分でカンアオイを見つけることができました。

カンアオイ。
カンアオイ。

他にはキバナイカリソウとクルマバソウを見つけました。

白い花に見えるけど、キバナイカリソウ。葉の縁に棘状の毛が生えています。
白い花に見えるけど、キバナイカリソウ。葉の縁に棘状の毛が生えています。

キバナイカリソウは本州の日本海側に多く見られると図鑑にあったので、葛城山で見られたのは珍しいのでしょうか? 

クルマバソウ。
クルマバソウ。

クルマバソウは、葉が同じ所からぐるっと自転車のスポークのように広がっているのがおもしろいですね。確かに車輪に見えます。

マルバウツギ。普通のウツギよりも葉が丸っこい気がします。
マルバウツギ。普通のウツギよりも葉が丸っこい気がします。

これは普通のウツギかと思ったのですが、葉の幅が広いのでマルバウツギだと思います。

テント場7

予約
テント場の予約は必要ありません。ただしツツジの季節は混むので、予約がしたほうが良いとのことでした。
受付
受付は、白樺食堂の焼団子売り場のところで行います。一張り(一人)720円でした。内訳は、一張り500円+一人220円。
白樺食堂の営業時間は午前11時から午後4時までなので、それ以外の時間はロッジでだと思います。
テント場
テント場は、ロープウェイからの道とダイトレが合流した所の少し北側です。板張りの台がありますが、東側の少し高い所にある広場にテントを張っている人もいました。板張りよりもテントを張りやすいと思います。
今回は十数張りのテントがありましたが、広場を含めればまだまだ余裕の広さです。
葛城山は、テント場以外での火気使用は厳禁です。
テント場手前のヤマツツジ。
テント場手前のヤマツツジ。
無料。炊事場の水は、加熱の必要があるとのことでした。直接飲む水は、白樺食堂の食器返却口か、ロッジで分けてもらいます。
トイレ
白樺食堂脇のトイレが使用できます。
貸出
テントが張れるだけでなく、BBQに必要なものなど貸出も有るようです。
お風呂
午後三時までロッジで日帰り入浴ができます。
夕飯は、いつもの月見うどん。今回は、贅沢に卵が二個入りです。そして寝る前には、山菜おこわ。
夕飯は、いつもの月見うどん。今回は、贅沢に卵が二個入りです。そして寝る前には、山菜おこわ。

ルートと注意点

2016-5-14
近鉄御所駅(9:41)→葛城山ロープウェイ・葛城登山口駅(10:48-11:02)→くじらの滝コース→葛城山キャンプ場(13:01)
距離と時間
5.9km 約3時間半(休憩を含む)
トイレ
近鉄御所駅、葛城山ロープウェイ駅、葛城山山頂
2016-5-15
葛城山キャンプ場(7:47-8:14)→自然研究路→北尾根登山道→葛城山ロープウェイ・葛城登山口駅(10:19)→近鉄御所駅(11:38)
距離と時間
6.4km 約4時間(休憩を含む)
トイレ
葛城山山頂、葛城山ロープウェイ駅、近鉄御所駅

注意点

  • ツツジの季節は、葛城ロープウェイ駅までの道が渋滞します。そのためバスも近鉄御所駅から4,50分かかると言われています。
  • くじらの滝コースは、木製の橋が滑りやすくなっています。また一部片側が急な部分があります。
  • 北尾根コースは、下部にザレた滑りやすい部分があります。自然観察路の最下部と北尾根コースをつなぐ部分に一部細いところがあります。

ルート案内

近鉄御所駅から葛城ロープウェイ駅までバスがあります。ツツジの季節には臨時便が出て、朝は直通のピストン輸送となります。ただしロープウェイ駅までの車道が渋滞するので、歩いてもバスで行っても同じくらいの時間がかかります。

近鉄御所駅から葛城ロープウェイ駅までは、歩きでだいたい1時間位です。基本的に駅南の道をまっすぐ西に向かいます。猿目橋バス停からは、老人福祉センターへの少し細い道に入って道なりに進みます。

葛城山の山頂付近は広葉樹の林が広がっていて、この季節は新緑がとても綺麗です。
葛城山の山頂付近は広葉樹の林が広がっていて、この季節は新緑がとても綺麗です。

葛城ロープウェイ駅からは、くじらの滝コースと北尾根コースの二つがあります。今回は、くじらの滝コースで登りました。

くじらの滝コースは、ほぼずっと植林帯の中の丸太の階段コースです。斜度が緩んで小広い場所を越え、谷を登るようになると山頂まで後少しです。谷を上り詰めロープウェイ駅との分岐は、右に進むとつつじ園の最下部に出られます。

くじらの滝コースの植林帯。
くじらの滝コースの植林帯。

ロープウェイ駅からの道と合流したら、山頂下まで簡易舗装の道を進みます。道なりにまっすぐ進み、葛城高原ロッジを抜けるとツツジ園の上部に出ます。

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帰りは、ロープウェイ駅に向かい、最初の自然観察路(西側)に入ります。自然観察路で最下部まで下り北尾根登山コースにも出られますが、この季節はダイヤモンドトレールと北尾根登山コースの合流地点にヤマツツジが多く咲いているので、二番目の分岐からダイヤモンドトレールに行ったん出て北尾根登山コースで下ることをオススメします。

ロープウェイ駅への途中から眺めた御所方面。
ロープウェイ駅への途中から眺めた御所方面。
葛城山の自然観察路は、新緑の緑がとてもまぶしく気持ちの良いコースです。
葛城山の自然観察路は、新緑の緑がとてもまぶしく気持ちの良いコースです。

ダイヤモンドトレールから自然観察路の最下部とつながる遭難時の位置通報記号「ク」の看板辺りまでは、ザレた急坂があります。しばらくは歩きやすい道を新緑を楽しみながら下ります。位置記号「オ」から段差の有る細い谷道となり、その後はザレた急な下りがくじらの滝コースとの分岐まで続きます。

葛城ロープウェイ駅からは、来た道を近鉄御所駅まで歩きます。

費用

項目 金額 メモ
JR 1420円 三ノ宮から天王寺 x 2
近鉄 1240円 大阪阿部野橋から近鉄御所 x 2
テント場 720円  
アイス 350円 二本
合計 3730円  

三ノ宮から大阪までは、昼特きっぷを使用するとだいぶ交通費を節約できます。

ゴミ採集ゲーム

今回は大きな荷物を背負っているので、ゴミ採集ゲームを諦めました。でも、ゲームを楽しんでいたら大漁間違いなしでした。

参照と脚注

ニリンソウの金剛山からカタクリの葛城山へ

ニリンソウを見に金剛山のカトラ谷へ行ってきました。ニリンソウはまだ咲き始めという感じでしたが、それでも見事な花畑になっていました。帰りは葛城山まで縦走してカタクリを見てきましたが、カタクリの方はもうほとんど終わっていました。金剛山から葛城山へ縦走して、ダイヤモンドトレールが階段地獄だということを再認識しました。

桜の花が終わると山は新緑の季節となり、ハイキングのベストシーズンになります。そうすると色々な所からハイキングに行った話が耳に入ることが多くなります。

そんな中、ニリンソウの花畑で有名なカトラ谷から金剛山に登ってきたという話を聞きました。その時はまだニリンソウは開花前だったそうですが、もうすぐ咲きそうだということでした。例年ですと5月の連休の頃に満開ということですので、今年は少し早いのでしょうか?

そこで金剛山のニリンソウと、お隣の葛城山へカタクリを見に行ってきました。

カトラ谷は「山と高原地図」では破線の難路となっておりちょっと怖いところもありましたが、ニリンソウの花畑はとても見事でした。だいぶ咲いていはいましたが、それでも満開はゴールデンウィークの前半ということろでしょうか。

カタクリは、残念ながらもうほとんど終わりでした。それでも探すと綺麗なカタクリを見ることができました。カタクリの見頃には、一週間くらい遅かったようです。

ちなみに葛城山といえばツツジが有名です。下の方ではツツジが少し咲き始めていましたが、全体的にはまだまだ固い蕾でした。こちらの見頃は連休後半かその次の週ぐらいでしょうか。それでも自然研究路の新緑がとても気持ちいいので、ゴールデンウィークのハイキングに葛城山はオススメです。

景色と発見

京都の大文字火床を見に行って以来二週間ぶりのハイキングですが、この間に春本番となり色々な花が咲いていました。写真を撮りまくりで、予定よりもだいぶ時間がかかってしまいました。

ニリンソウ

今回のハイキングの目的の一つがニリンソウを見ることです。カトラ谷の花畑は有名ですが、こんなにも大きなニリンソウの花畑を作っているとは思ってもいませんでした。

ニリンソウ。
ニリンソウ。
ニリンソウ。
ニリンソウ。

たくさんニリンソウが咲き過ぎてどう写真を撮ったらよいか分からなくなってしまいました。

ニリンソウ。
ニリンソウ。

ニリンソウは、一つの株から二輪咲くことが多いのでこの名前が付いたということです。しかしまだ一輪だけ咲いていたり全く咲いていない株も多いので、満開の時期はもう少し先だったようです。

カタクリ

もう一つの目的はカタクリの花を見ることです。もっとも4月半ばを過ぎているので、こちらは見頃を過ぎているはずで見られればラッキーというつもりでした。

カタクリ。
カタクリ。

確かにほとんどの花が傷んでいてもうほぼ終わりでした。しかし気をつけて見て回ると見頃の株がまだあり、群生しているところもありました。

カタクリの群生。
カタクリの群生。
カタクリの群生。
カタクリの群生。

嬉しくなって地面に這いつくばって写真を何枚も撮ってしまいました。たぶん何やってるんだろう?と傍から見られていたと思います。

ペアのカタクリ。
ペアのカタクリ。

カタクリは種から開花するまで7,8年かかるということですが、その後はどのくらいの年数咲くのでしょう? もし何年も咲くのなら、年数によって花の大きさが違ったりするのでしょうか? 疑問です。

ツツジ

葛城山はツツジの山として有名です。満開の頃には、山頂へのロープウェイは数時間待ちになるのが普通です。しかし見頃の季節はまだ先で、山頂のツツジは硬い蕾でした。

しかし水越峠からの登山道沿いの標高が低いところでは、少しだけツツジが咲いていました。

ツツジ。
ツツジ。
ツツジ。標高の低いところではツツジが少し咲いていました。
ツツジ。標高の低いところではツツジが少し咲いていました。

ミツバツツジの明るい紫色の花も綺麗ですが、新緑の緑にはヤマツツジの赤い花がとても良く映えます。

杉の林

意外と綺麗だったのが杉です。日当たりの悪い林の中で、光が杉の葉にだけ射した緑がなんとも言えず綺麗でした。

輝く杉の葉。
輝く杉の葉。

また上を見上げると隣の木とは触れ合わないような距離を保って葉を広げる様子が、光を奪い合う生存競争が行われているはずなのに不思議な光景です。

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絶対自分では気が付けない花

山には自分では気づいていないだけで珍しい花はたくさん咲いています。しかし気をつけてみているつもりでも、ほとんどの花を見過ごしてしまいます。

そんな珍しい花などを見つける一番簡単な方法は、写真を撮っている人を見つけることです。漁師さんが鳥山を目印に魚の群れを見付けるように、写真を撮っている人の所に行けばきっと何か面白いものがあります。

今回も何を撮っているのかなと近づいてみると、小さな花の写真を撮っていました。

サイゴクサバノオ。
サイゴクサバノオ。
サイゴクサバノオ。
サイゴクサバノオ。

その花はとても小さな花で、サイゴクサバノオという珍しい花なのだそうです。全く目立たない花なので、絶対に自分では気がつけなかったです。この花の仲間でトウゴクサバノオという花があって、それも金剛山には咲いている事を教えてもらいました。

この方は俳優の中村珠緒さんのような雰囲気の方で、そこで一旦別れて先に行かれたのですが、カンオアイが咲いているとわざわざ戻ってきて教えてくれました。

カンアオイは、名前のようにもっと寒い時期に咲く花だと思っていたので、この時期に咲いているとは思いもしませんでした。

カンアオイ。
カンアオイ。

その他ヤマトグサが咲いているかもなど色々と教えてもらいました。ヤマトグサは見たことが無いので気にして歩いたのですが、残念ながら見つけられませんでした。六甲山には咲いていないのかな?

その他の花

その他にも色々な花が咲いていました。

ヤマエンゴサク?それともジロボウエンゴサク?
ヤマエンゴサク?それともジロボウエンゴサク?

これは花が付いている茎の所の葉の形からヤマエンゴサクだと思うのですが、ジロボウエンゴサクの可能性を否定できません。どこで見分けるんだろう?

しかしずっとエンゴグサだと思っていたのですが、エンゴサクなんですね。

エイザンスミレかな。
エイザンスミレかな。

見かけ方が難しいといえばスミレも種類がたくさんあって見分けがつきません。でもこのスミレは葉が特徴的でギザギザなのでエイザンスミレだと思います。断定できないのは、ヒゴスミレという同じように葉が裂けた種があるので。

エンレイソウ。
エンレイソウ。

エンレイソウは、大きな三枚の葉の真ん中にチョコンと茶色い花が付いているのですぐにわかります。ただ花が地味ですね。この咲き方は、高山植物のキヌガサソウに似ています。

ミヤマカタバミ? 葉と花の形からカタバミの仲間なのは間違いないけど。
ミヤマカタバミ? 葉と花の形からカタバミの仲間なのは間違いないけど。

葉と花の形からカタバミなのは分かるのですが、白い花のカタバミは初めて見ました。図鑑からミヤマカタバミでないかと推測しました。

ヨゴレネコノメ。
ヨゴレネコノメ。

ヨゴレネコノメって、ちょっとあんまりな名前なです。ネコノメソウは真ん中が黄色いのに対して、このヨゴレネコノメは真ん中が茶色いから「汚れ」と名前が付いたのでしょうか。

カキドオシ。
カキドオシ。

花の形からひと目でシソ科だとわかります。実際葉をちぎると良い香りがしました。

ルートと注意点

2016-4-23
金剛山登山口バス停(8:37-8:51)→カトラ谷出合(9:27)→金剛山・山頂広場(11:18)→一ノ鳥居(11:39)→水越峠(13:25-13:40)→葛城山つつじ園(14:41-15:01)→自然研究路→北尾根登山道→葛城山ロープウェイ・葛城登山口駅(16:41)→近鉄御所駅(17:38)
距離と時間
16.7km 約9時間(休憩を含む)
トイレ
金剛山登山口バス停の少し先、登山口の駐車場、金剛山山頂広場、葛城山の白樺食堂脇、葛城山ロープウェイ・葛城登山口駅、近鉄御所駅。

注意点

  • カトラ谷には、崖をトラバースしてハシゴを登る少し危険な箇所がありました。また同じ所に出る分岐道が多く、それを知らずどれを行くか少し迷いました。
  • 水越峠から葛城山までは、ほぼ完全に丸太階段になっています。それも割りと段差が大きめで、膝と太ももに負担がかかります。
  • 葛城山から下る北尾根登山道は、救助マーク「ウ」から最後までザレた滑りやすい急坂でした。

ルート案内

金剛山の登山口は、金剛山登山口のバス停から少し戻った橋の手前にあります。登山口の車道を登って行くと水場のある分岐に突き当たるので、千早本道と分かれて左に進みます。

さらに車道を進むと車止めのある橋の所に出ます。今回は「山と高原地図」に従って橋を渡って林道を進みましたが、橋を渡らずに川沿いを進んでも同じ所に出られるようです。

林道を登って行くと、正面に砂防ダムがあり林道は右にカーブする所に出ます。ここから林道を少し登ると、カトラ谷への分岐があります。最初の砂防ダムまでは林道で、その先から山道になります。山道を進むとすぐに滝があります。

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ブナの若葉。
ブナの若葉。

カトラ谷は分岐がいくつもありますが、どれも最後は合流するようです。基本的に川沿いに谷を進みます。そして道でなくガレた沢を登るようになると、ニリンソウが目に付くようになります。

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谷の出合は左に進み、少し登ると崖をトラバースする細い危険箇所とハシゴがあります。この危険個所を越えるとニリンソウがぐっと増えて、すぐに花畑となります。

ニリンソウの花畑。
ニリンソウの花畑。

花畑を過ぎると急な階段の登りとなります。この階段を登り切ると、金剛山の山頂広場は直ぐです。

山頂広場を抜けてお寺脇のコンクリート道を進むと神社があります。神社を過ぎると道は下りとなり鳥居があります。鳥居のところからは、尾根に沿ってダイヤモンドトレールを北に進みます。

葛城山の遠景。手前の尾根に隠れた鞍まで下って登り返す。
葛城山の遠景。手前の尾根に隠れた鞍まで下って登り返す。
植林の中の水平道。階段地獄の間にあるつかの間の楽園。
植林の中の水平道。階段地獄の間にあるつかの間の楽園。

東側の長めの良い所に出ると、尾根を外れて西に下ります。下る途中で林道と交差する場所がありますが、丸木階段を下ります。東屋が見えたら、ガンドガコバ林道は直ぐです。

橋を渡ってガンドガコバ林道に出たら、北に向かって水越峠まで林道を下っていきます。下り始めてすぐの所に金剛の水があります。

ガンドガコバ林道にある金剛の水。
ガンドガコバ林道にある金剛の水。

その先には途中はニリンソウがたくさん咲いているところがありました。

ニリンソウの群落。
ニリンソウの群落。
ガンドガコバ林道の新緑。林道沿いは新緑の季節を迎えていました。
ガンドガコバ林道の新緑。林道沿いは新緑の季節を迎えていました。

葛城山への登山道は、水越峠の車道を少し東側に登った所にあります。ここから葛城山までは、最初石畳や石の階段ですが、その後は丸木階段が最後まで続きます。両側が笹薮になった辺りが半分くらいの位置だと思います。登り切った所にパラグライダーのスタート場所があり、東側の眺めが開けています。

パラグライダーの発射場から見た奈良県側の眺め。夜景が綺麗そう。
パラグライダーの発射場から見た奈良県側の眺め。夜景が綺麗そう。

少し下るとつつじ園の一番谷側に出ます。葛城山へは、直進してさらに階段を登るか、遠回りになりますが左に進んでツツジの中の歩きやすい道を選べます。新緑の季節であれば、右に分かれて「野鳥の森」を行くのもオススメです。

葛城山から眺めた金剛山。気の早いツツジがちょっとだけ咲いていましたが、ほとんどのツツジはまだまだ固い蕾でした。
葛城山から眺めた金剛山。気の早いツツジがちょっとだけ咲いていましたが、ほとんどのツツジはまだまだ固い蕾でした。

白樺食堂の先でダイヤモンドトレールと別れて、ロープウェイ駅に向かって下ります。半分くらい進んだ所に自然観察路の入り口があります。自然観察路を下って行くと、カタクリの群生地があります。また自然観察路を下って行って、最初の分岐を登り返して進んだ先にもカタクリの群生があります。

自然観察路を進んで谷底に着いたら、観察路を離れて北尾根登山道を目指します。川沿いに下り、登り返すと北尾根登山道と合流します。合流地点には、遭難時の位置通報記号「ク」の看板があります。この記号は、ロープウェイの登山口駅に近い「ア」から始まっています。

しばらくは歩きやすい道ですが、「オ」から展望台を越えた「ウ」まで急な下りが続きます。さらにその先は、下の道に出るまでザレて滑りやすい急坂が続きます。

ロープウェイ駅からは、細い車道を川沿いに下っていきます。老人福祉センターを過ぎ変形十字路(猿谷橋)に出たら、広いバス道を下ります。後は多少曲がりはありますが道なりにまっすぐ進むと近鉄御所駅のある十字路に出ます。

費用

項目 金額 メモ
JR 1420円 三ノ宮から天王寺の往復
近鉄 440円 大阪阿部野橋から富田林
バス 540円 富田林から金剛山登山口
近鉄 620円 近鉄御所から大阪阿部野橋
アイス 130円  
合計 3150円  

三ノ宮と大阪間は昼特きっぷを使用したので、実際には片道460円ですみました。内訳は、三ノ宮と大阪間は昼特きっぷが一枚あたり270円で、大阪と天王寺間は190円です。

大阪阿部野橋から河内長野行に乗りましたが、後ろ二両は途中の古市まででした。乗り換え時間は十分ありますが、前の車両に乗っておいた方が便利です。

富田林の改札は列車の後ろ側にありました。この着いたホームの改札を出た所に金剛山行きのバス停があります。

富田林から金剛山登山口までのバスは、イコカやピタパが使用できません。金剛山登山口へは、河内長野駅からもバス路線があります。

今回は使用しませんでしたが、葛城ロープウェウイ前から近鉄御所までのバス料金は290円と書いてありました。

ゴミ採集ゲーム

ゴミ採集ゲームの結果は、23点採集してペアが一つでした。葛城山を下るところでかなり採集できました。やっぱり歩く人の数と相関がありますね。

ゴミ採集ゲームの結果。23点採集してペアが一つだけでした。
ゴミ採集ゲームの結果。23点採集してペアが一つだけでした。

参照と脚注

富田林駅のバス路線情報