京都の夏、祇園祭・山鉾巡行

祇園祭の山鉾巡行と共に梅雨が明けると言いますが、今年は既に梅雨が明け炎天下の山鉾巡行となりました。

初めは暑いので四条通で一通り見て帰って来るつもりでしたが、やはり見始めると止まらない。気が付いたら最後の北観音山が地元に戻って解体を始めるところまでずっと追いかけてしまいました。その結果腕と顔が真っ赤に日焼けして、鼻の頭が脱皮しました。

それぞれの山鉾の豪華さには何度見ても目を奪われます。天気が悪い年は濡れないようにビニールのカバーが掛けられるのですが、今年は雨の心配が無かったので直接見事な装飾品を見ることができました。

今年の発見は、舟鉾には「船大工」という係(?)の人が乗っていること。船尾に当る所に「船大工」と書かれた白い半纏を着た人が乗っていました。山鉾は周りを飾る豪華な織物に目を奪われますが、南北の観音山には観音様が乗っているとか、それぞれの山鉾にゆかりの品もユニークです。

写真という面では、もう少し背が欲しいです。人が沢山なので真正面以外は必ず隣の人の頭が入ってしまいます。来年までに背がもう 30cm 高くなるとは期待できないので、今度は踏み台持参で行こう。