一泊二日(二分割)で六甲全山縦走

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3月18日と19日:塩屋から宝塚までの六甲全山縦走路を一泊二日で歩きました。二分割でもなかなかきつかったですが、日帰りハイキングとは別の歩ききったという達成感がありました。

春分の頃になると日が長くなり寒さも緩むので、二分割での六甲全山縦走にはちょうど良い季節です。そこでこれからのハイキングシーズン前に、冬の間に体力が落ちていないか確認する意味もあって一泊二日で六甲全山縦走路を歩いて来ました。

ルートと注意点

2017-3-18

行程
塩屋駅(8:01)→旗振山(8:54)→栂尾山(9:48)→横尾山(10:04)→須磨アルプス・馬の背(10:22)→高取山(11:50-11:52)→鵯越駅(12:46)→菊水山(14:14)→鍋蓋山(15:24)→市ケ原(16:12)→新神戸駅(16:51)
距離と時間
21.8km 約9時間(休憩を含む)
トイレ
JR塩屋駅、おらが茶屋、高取山、菊水山手前の下水処理場内、市ケ原、新神戸駅裏の展望台、JR新神戸駅。

2017-3-19

行程
新神戸駅(7:43)→市ケ原(8:28)→摩耶山(掬星台)(10:04)→六甲山記念碑台(11:31)→六甲ガーデンテラス(12:07)→六甲山最高峰(13:03)→石の宝殿(13:25)→船坂峠(14:13-14:23)→大谷乗越(15:11)→塩尾寺(16:15)→阪急宝塚駅(17:06)
距離と時間
24.6km 約9.5時間(休憩を含む)
トイレ
JR新神戸、新神戸駅裏の展望台、市ケ原、摩耶山、記念碑台、ガーデンテラス、六甲山最高峰下の有馬温泉への下り口、阪急宝塚駅。

ルート状況・注意点

日が長くなったとは言え一日の歩行時間が両日とも9時間を超えるので、山歩きの基本である早出を心がける必要があります。自分の中ではこの時間のスタートは遅すぎました。

塩屋から市ケ原

  • 須磨アルプスは、馬ノ背と呼ばれる両側が切れ落ちたところも危険ですが、横尾山を超えてすぐの下りも風化した花崗岩で滑らないように注意が必要です。
  • 妙法寺小学校を通り過ぎて大きな木の所から高取山への細い道に入りますが、カーブになっていて見通しが悪いので車に注意が必要です。カーブを行き過ぎるくらい進んで両側がしっかり見える位置で道を渡ることをオススメします。
  • 高取山から鵯越までの住宅地は道迷いの危険地帯です。それでもしっかり案内矢印があるので見落とさないよう地図を確認しながら進みます。
  • 菊水山から天王吊橋までの下りはザレて滑りやすいので注意が必要です。
横尾山から須磨アルプスへの下り。急な上にザレていて危険です。

市ケ原から宝塚

  • 丁字ヶ辻から六甲山ホテルの手前までは歩道が無いので、車に注意して進みます。車道の左側が比較的路肩が広いので、こちら側を進んだほうが良いです。
  • ガーデンテラスからの先の一軒茶屋跡から六甲山最高峰までのコースは、何度も車道を横切ります。見通しが悪いのに車がスピードを出して走っているので、横断する時には注意が必要です。
  • 石の宝殿手前の山を越えるコースは、斜面崩落のため入り口にロープが張られていていました。今回はトンネルを使って進みました。
  • 石の宝殿からしばらくは、ここも歩道がないので車に注意して進みます。
  • 水無山から船坂峠までは、花崗岩が風化したザレた行なので滑らないように注意が必要です。
  • 塩尾寺の手前も神社の辺りからザレた下りなので注意が必要です。
ガーデンテラスから六甲山最高峰への道には雪(?霧氷が落ちたものかも)が残っていました。

景色と発見

須磨アルプス

六甲全山縦走で一番楽しい場所は、須磨アルプスです。風化した花崗岩地帯で、標高300mにも満たずすぐ下に住宅街が広がる場所とは思えないような荒々しい景観が広がっています。

須磨アルプス。この日一番の危険ポイントかつお楽しみポイント。

ただし風化した花崗岩なので一番危険で緊張する場所でもあります。横尾山から下ってくる途中もザレて滑りやすい上に、馬ノ背と呼ばれる鞍部は両側が切れ落ちて道幅が狭くなっています。そこをただ通過するだけでなく、岩の段差付きという大サービスです。

須磨アルプスの名勝馬ノ背。両側が切れ落ちていて危険ポイント。

ここは須磨の水野町への分岐にもなっています。昔は分岐の道標があるところまで下ってから登り返すコースだったのですが、いつの間にかトラバースするコースの方がメインになってしまったようです。このトラバース部分も道幅が非常に狭くて怖い。

須磨アルプスの水野町への分岐。昔は分岐まで降りてから登り返していたけど、トラバースするようになってた。

絶景ポイント

塩屋から宝塚までの六甲全山縦走路には、所々に見晴らしが効く場所があり「歩ききるぞ」という気負いのような物を解してくれます。

須磨浦山上公園の日時計の所からは、明石海峡大橋がよく見えます。

鉄拐山の山頂は周りが木に覆われて展望が全く無かったのですが、東側の木が切られて須磨側の展望が開けたビューポイントに変わっていました。この山にはトラバース道がありそっちに進んでしまいた誘惑もありましたが、ちゃんと鉄拐山の山頂まで登って正解でした。

鉄拐山の山頂。以前は見晴らしがなかったけど、周りの木が切られていた。新たな絶景ポイント。
高取山から降ってきた展望広場。神戸市の中心部が一望です。

菊水山から鍋蓋山までは、天王吊橋まで一旦大きく下った後に鍋蓋山まで急登を登り返します。一日目の最後の登りでもあり余計にこの登りはきつく感じました。しかし途中で朝スタートした塩屋の方から高取山、菊水山と見晴らせ、よくこれだけ歩いてきたものだと自分自身に感心し、もうちょっと頑張ろうという気持ちが湧いてきました。

鍋蓋山へ登る途中から歩いて来た山々を振り返る。この山々をずっと奥から歩いてきたんだな。右に見える塔は菊水山の山頂。

二日目は摩耶山や六甲山の最高峰等見晴らしが良いところが何ヶ所かありますが、私が一番好きなのは岩倉山手前の送電線のところからの眺めです。大阪平野がドーンと広がって見えて、とても気持ちの良い場所です。ここまで来れば塩尾寺もすぐで大して危険個所もないので安心してつい長居してしまいます。

岩倉山手前の送電線下は、甲山から大阪市街の方まで見渡せるポイントになっています。

最後のビューポイントは塩尾寺から車道を下ってきた所です。宝塚駅はまだだいぶ下で、宝塚市街を手に取るように眺められます。六甲全山縦走大会の参加者がここを通過する頃には日はとっくに沈んだ夜なのできっと綺麗な夜景を眺められるのでしょうね。

塩尾寺から降りてきて宝塚市外がよく見える展望台より。

途中で出会った花々

今回の目的はガシガシ歩くことでしたが、やっぱり途中に綺麗な花が咲いていると足が止まります。

旗振り山の少し手前は遊園地になっていて梅や桜の名所になっています。この時には梅さえまだ少し早かったのですが、その代わりに水仙がきれいに咲いていました。水仙の白い花びらに中心の黄色いのは、葉の緑とも合ってとても清々した美しさがあります。

須磨浦の山上遊園では水仙が綺麗に咲いていました。

菊水山の階段地獄下にある広場の梅がまだ咲いていました。しかしその分摩耶山・掬星台の紅梅は数輪しか咲いていませんでした。でも摩耶山の梅は去年山開きを見に行った時に満開だったので、今年は梅の季節が遅いのかと思っていましたが毎年こんなものなのでしょうか?

菊水山登り口の広場は、梅が満開でした。
摩耶山掬星台の紅梅。山開きの時には満開かな。

摩耶山の自然観察園にはミズバショウが植えられているので行ってみたのですが、花どころかまだ葉さえ出ていませんでした。

スミレ。色が濃い気がするけど、これもタチツボスミレかな。

スミレは至るところで咲き始めていました。しかし種類が多くて全然種類を自信を持って同定できません。

バラの化石?

ヒマラヤスギの松ぼっくり、別名シダーローズ。

これは新神戸駅の裏で見つけたヒマラヤスギの松ぼっくりです。ヒマラヤスギの松ぼっくりは、松笠が付け根の方から開くと普通の松と違ってウロコのようにどんどん剥がれていき、最後に残った先端部分がポトリと落ちてるようです。

新神戸の裏を通る時にはシダーローズが落ちていないかいつも注意して見ていました。これが落ちているのはもっと冬の早い時期な気がしていたのですが全然落ちていないので、今年は見られないのかと思い始めていました。でもついに見られて良かったです。

費用

項目 金額 メモ
交通費 220円 JR三ノ宮から塩屋
交通費 280円 阪急宝塚から神戸三宮
合計 500円  

ゴミ採集ゲーム

2017-3-18
43点採集してペアが1組と4個セットが1組でした。
3月18日。43点採集してペアが1組と4個セットが1組でした。
2017-3-19
42点採集してペアが3組でした。いちごミルクとブルボンのお菓子は、それぞれ同じ所で見つけました。
3月19日。42点採集してペアが3組でした。

歩く人が多いからか二日間歩いて合計85点採集と大漁でした。ただ同じ所にペアで落ちていたのは何だかなーという気がしました。

参照と脚注

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