有馬温泉の氷瀑と樹氷の六甲山
1 月 19 日 有馬温泉駅(8:45)=ロープウェイ駅(9:02)=七曲滝分岐(9:47)=七曲滝出発(10:20)=七曲滝分岐(10:42)=極楽茶屋跡(11:35)=六甲山最高峰(12:25)=ガーデンテラス(13:47)=記念碑台(14:21)=六甲ケーブル下駅(15:37)=阪急六甲駅(16:04)
寒波が来て有馬温泉の七曲滝が凍り始めているとの話を聞いてシーズン最初の氷瀑を見に行ってきました。ロープウエイの駅を過ぎると山の上の方が白くなっていて氷瀑だけでなく樹氷への期待も高まります。
七曲滝の凍り具合を知るバロメータ
七曲滝は、紅葉谷の登山コースから少し外れた所にあります。それもちょっと怖いコースなので、行ってみたけど凍っていなかったというのは避けたいところです。そこで役に立つのがロープウィ駅を越えた先にある砂防ダムです。
今までの経験では、この砂防ダムに溜まっている水がどの位凍っているかが、滝の凍り具合を知る目安になります。ダムの水がしっかりと凍っていると七曲滝も良く凍っていて、凍っている割合が低いと七曲滝にもあまり氷が付いていない、という具合にダムの氷と七曲滝が凍っている割合に相関関係があるように思います。
今回は、写真のようにまだ凍っていない部分があります。ちょっと残念な感じですが、今年最初なのでこの経験則が当てはまるか確認のため七曲滝に向かいます。
実際に行ってみると七曲滝は写真のような感じでした。それでもこれだけ滝が凍っていれば十分「おぉー」と見に来てよかったという気分にさせられます。タイミング良く他に人がいなくなり、しばらく滝を独り占めしながらおやつタイムとなりました。
紅葉谷の分岐から分かれて七曲滝に向かうコースは、分かれたすぐ先で沢沿いを通るコースと巻道に分岐します。沢沿いは凍った崖の道なので、この季節は迷うことなく巻道を通ります。この巻道も写真のようにとても狭い道なので十分注意する必要があります。
樹氷を見ながらハイキング
七曲滝の分岐を過ぎて少し上ると百閒滝への分岐になりますが、事前の情報ではほとんど凍っていないようなので樹氷の稜線を目指しました。
紅葉谷の上部から樹氷が現れてきました。基本的に曇り空でしたが、たまに雲が切れて青空が見れると樹氷の白さが青空に映えてとっても綺麗でした。
このまま帰るのはもったいないので六甲山最高峰まで樹氷に覆われたハイキングコースを歩きました。
この区間は小さな登り降りがいくつもあり私のお気に入り区間です。ただ稜線上なので風がとても強く北風が当たるところはとっても冷えます。気が付いたら水筒の水が凍っていました。