三回連続で六甲山雪山ハイキング
2 月 9 日 有馬温泉駅(8:30)=ロープウェイ駅(8:53)=七曲滝分岐(9:39)=七曲滝(9:55)=七曲滝分岐(10:20)=極楽茶屋跡(11:08)=六甲山最高峰(12:27)=ガーデンテラス(13:45)=記念碑台(14:29)=アイスロード下山口(雪が解けていたので撤退)=記念碑台(15:00)=六甲ケーブル駅(15:20)…ケーブル(570 円)
2 月 11 日 有馬温泉駅(8:10)=ロープウェイ駅(8:37)=七曲滝分岐(9:25)=極楽茶屋跡(10:27)=六甲山最高峰(11:19)=ガーデンテラス(12:52)…バス(210 円)…記念碑台(13:15)=ダイヤモンドポイント(14:01)=記念碑台(15:09)=六甲ケーブル駅(15:40)…ケーブル(570 円)
2 月 16 日 有馬温泉駅(8:41)=ロープウェイ駅(9:05)=七曲滝分岐(9:52)=極楽茶屋跡(10:50)=六甲山最高峰(12:07)=記念碑台(13:45)=ダイヤモンドポイント(14:47)=記念碑台(15:47)=六甲ケーブル駅(15:20)…ケーブル(570 円)
この 2 月は山梨県など普段それほど積雪の無い場所にも異常気象と言えるような雪がドカッと降りました。しかし神戸市は幸いというべきか残念と言うべきか海沿いは例年のようにまったく積雪がありませんでした。少し屋根が白くなることはあっても、路面が白くなることは無くちょっと残念です。
しかし裏山の六甲山から摩耶山にかけての山上では例年以上の積雪がありました。特に最初の雪が解けないうちにすぐ次の積雪があったので余計です。
雪の被害にあった方には申し訳ありませんが、雪が珍しので浮かれて祝日を入れて 3 回連続で六甲山に雪山ハイキングに行ってきました。
トレースがあって良かった
積雪量は足首を越えるほどでした。まだ誰も歩いていない新雪部分をズンズンと進んでいくのは気持ちが良いもので童心に帰ります。しかしズボズボ歩くとやがて靴の中に雪が入ってきてしまい、そうすると融けた雪で靴の中が濡れて厄介なことになります。
しかしありがたいことに紅葉谷から六甲山最高峰にかけてのコースは既に多くの人が歩いた後らしくしっかりとトレースが出来ていました。そのためちょっと外れて新雪部分歩きを楽しみながらもほとんど靴の中を濡らすことなく快適な雪山ハイキングを楽しめました。
また記念碑台からダイヤモンドポイントまでのノースロードは、六甲山最高峰へのルートほどにはしっかりしたトレースが出来ていなかったので、自分もトレース作りに少し参加できました。
凍結(アイゼン欲しい)ポイント
六甲山は基本的にあまり雪が降らないのですが、雪が多くのハイカーに踏み固められたり湧水が流れる場所など良く凍結してアイゼンが欲しい場所があります。例えば今回のコースでは次のポイントです。
- 湯槽谷峠への分岐から砂防ダムを越えるまで
- 六甲最高峰直下の車道
- 極楽茶屋からガーデンテラス
- ガーデンテラスからみよし観音
- ゴルフ場からケーブル駅方面
特に最高峰直下の坂とガーデンテラス付近はカチカチになっていることが多いのですが、今回は積雪後すぐだったからかアイゼンやチェーンスパイクは無くとも大丈夫でした。
しかし確かにアイゼンやチェーンスパイクは無くても問題は無いのですが、やはり付けると滑りにくくなってより楽に歩けるようになります。そのため途中で付けたら結局最後まで付けたままになってしまいました。
アニマルトラック
六甲山のハイキングコースではしょっちゅうイノシシに出合います。その他にも糞が落ちていて野生動物の存在を感じられますが、雪が降ると足跡からも動物がいることを確認できます。
特にウサギは、両後ろ足で跳ねた後に片方ずつ前足をついてまた両後足という特徴的な跡でですぐに分かります。
今回も紅葉谷でウサギの足跡を見つけることができました。ウサギはこの写真の奥から手前に向かって移動してきたようです。
雪のロールケーキ
今回の雪山ハイキングの一番の目玉は、雪のロールケーキを始めて見たことです。良くマンガで雪の上に落ちるとゴロゴロと転がりながら雪が付いて、最後は雪だるまになるというアレです。
実際には球状ではなく、一方向に回転して写真のようなロールケーキが出来上がります。たぶん落ちた木の実や枝が何かの拍子で雪を巻きつけながら雪面を転がって出来上がったのだと思います。もう少し雪がうすく積もっていたら周りに土が付いて本物のロールケーキのようになったことでしょう。
下山は楽々六甲山ケーブル
初日、いつものようにアイスロードで下山するつもりでした。しかし南斜面は雪が解けてぐちゃぐちゃで足元が良くなかったので、運転を再開した六甲山ケーブで下山しました。
山上駅から下駅まではたった 10 分です。やっぱり歩いて下るのとは楽さ加減が全然違います。これで片道 570 円は安いものです。ということで、その後は最初からケーブルで下るつもりで歩く距離を延ばしてダイヤモンドポイントへの往復を加えて歩きました。