六甲山も雪景色

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強い寒気が流れ込み六甲山でも積雪が見られました。兵庫県南部では雪が降るのが珍しいので、ここぞとばかりに雪景色を求めて六甲山へハイキングに行ってきました。

強い寒気が流れ込み前日は雪の予報でしたが、どうせ神戸で雪が降ることはないだろうと高をくくっていました。しかし夜になるポタポタと雨だれの音がしだし、外を見ると近所の家の屋根が白くなっていました。

当初は森林植物園へシモバシラの霜柱を見に行こうと思っていたのですが、雪が珍しい六甲山ではこの機会を逃すと雪を踏みしめながらのハイキングはもうできない可能性があるので急遽予定を変更して有馬温泉から六甲山へ登ることにしました。

景色と発見

雪を踏む音

前日の夜には街中でも屋根に雪が積もっていたので、山はきっとたくさん雪が積もっていると期待して行きました。しかし積雪はせいぜい2cm程度で、風が強いところでは雪が飛ばされて地面が見えているところもありました。

積雪はこの程度。思ったほどには積もっていなかった。

特に今回の雪はとてもサラサラしていて、雪球を作ろうとぎゅっと握ると固まらずに簡単に崩れてしまいました。そのためか靴に雪が付いて歩くたびに足が重くなったり、雪を踏む時のギュッという音がしませんでした。

靴に雪が付くのは面倒くさいのですが、あのギュッという音を聞かないと雪の上を歩いた気がしません。

雪だるま。二段重ねの日本型。

そんなことを思いながらアイスロードに入ると雪の感じが変わってベタベタした雪になり雪を踏む音を楽しめました。

記念碑台付近をアイスロードから見上げる。

雪景色

雪の量は少なかったのですが、それでも六甲山は雪景色になっていました。

六甲山最高峰。最近周りの木が切られ見晴らしが良くなったけど、こんな日は風よけがほしい。

特に雪の積もった山道に樹氷もプラスされた縦走路はとても綺麗でした。

樹氷の縦走路。
枝に出来たエビの尻尾。風上側に伸びていくって不思議。

私のお気に入りは松にできた樹氷です。真っ白な樹氷は綺麗ですが、松に付くと葉の緑との対比により水墨画の世界が日本画の世界になるような気がします。

枯れ枝の白い樹氷もきれいだけど、松に樹氷ができると緑と白の対比がきれい。

さらにサザンカの花にに雪が積もると、いつものサザンカよりもよりきれいに思えます。

雪をかぶったサザンカの赤い花。

ガーデンテラス

六甲山最高峰からガーデンテラスまでは尾根伝いの道なので風が直接当たりとても冷えました。写真を取ろうと手袋を外すと一瞬で手が冷えてしまい、首に手を当てて暖を取る必要があるほどでした。

ガーデンテラスからの眺め。下のゴルフ場のあたりも白くなっている。

そんな中着いたガーデンテラスは、トイレに暖房も入っているしまさに天国でした。テラスからの眺めだけでなく、木には樹氷が付いていていつもよりもいい雰囲気になっていました。

特に気に入ったのはクリスマスツリー(樅の木?)に雪が付いていたことです。クリスマスツリーの雪というと綿を乗せたのしか見たことがなかったので、本物の雪で白くなっているのを見られたのは大収穫でした。

クリスマスツリーに本物の雪が付いているのを初めて見た。

アイスキャンディー

寒気の到来により雪だけでなくアイスロードの川ではアイスキャンディーを見ることができました。

沢から飛び跳ねた水滴が沢にかかる木の枝について氷となり、その氷が段々と大きくなりアイスキャンディーのようになったようです。

沢の水滴が枝について凍ったアイスキャンディー。

この辺りではもう雪も無くなっていたし、この先危険なところもないので気が緩んだのか、この写真を取った後に不安定な石に乗ってしまいコケてしまいました。

キズパワーパッドの大が必要なくらい擦りむいてしまいました。それでも腕の骨を岩の角に対して直角にぶつけたのに骨折にならずに擦りむいただけですんだのはとてもラッキーでした。

ルートと注意点

2017-1-15

行程
有馬温泉駅(8:11)→有馬温泉(魚屋道登山口)(8:38)→一軒茶屋(10:12-10:24)→六甲山最高峰(10:30)→極楽茶屋跡(11:29)→六甲ガーデンテラス(11:57)→六甲山記念碑台(12:26-12:39)→アイスロード→阪急六甲駅(14:39)
距離と時間
15.1km 約6.5時間(休憩40分を含む)
トイレ
有馬温泉駅、六甲山最高峰下、ガーデンテラス、記念碑台、六甲ケーブル下駅、阪急六甲駅。
六甲山最高峰のトイレは改装されて綺麗な水洗になったため、冬の間は凍結防止のため使用できなくなっていました。代わりに仮設トイレが設置されています。

注意点

  • チェーンスパイクやアイゼンなどの滑り止めが必要です。六甲山最高峰に着く少し手前のいつも水が出ているところが凍っていました。この他たくさんの人が歩く最高峰への坂やガーデンテラスの前後は雪が降ると踏み固められてアイスバーンに良くなります。
  • 下山路にアイスロードを選択しましたが、ちょと滑ったら滑落の可能性があるコースで、もし雪が凍っていたら結構危ない感じでした。

ルート案内

有馬温泉駅を出て金の湯の脇を通って炭酸源泉公園を目指します。この日は朝から金の湯の足湯にお湯が溜められていました。また途中の路地を入った所に源泉の一つがあり、温泉が出ていることを実感できます。

有馬温泉の源泉の一つ。覆いは熱いので火傷に注意。

炭酸源泉公園を過ぎてさらに登って上の道に出て、かんぽの宿の前を過ぎた少し先から山道が始まります。

山肌に沿ったジグザグ道を進んで標高を上げ、尾根を越えるとしばらく平らな道になります。

紅葉谷に下る炭屋道を過ぎてしばらく行くと東屋があります。ここからまたしばらく登りが続きますが、数年前の台風の影響による崩落後の上を横切るとまた傾斜がゆるくなり六甲山最高峰までは後少しです。

六甲山最高峰のすぐ手前には、いつも湧き水がハイキングコースを濡らしているところがあります。冬の間はここが凍って逃げ道もないので、滑り止めの準備が必須です。ただし今回はうまい具合に雪が滑り止めとなり、チェーンスパイクを使わずに越えられました。ここを越えると一軒茶屋が直ぐです。

六甲山最高峰直前の危険地帯。この日は雪が滑り止めとなりチェーンスパイク無しで通過できた。

六甲山最高峰はここからコンクリートの舗装路を登ります。天気が良い日には、縦走路との分岐にある東屋の辺りから大阪平野を一望できます。

最高峰の頂上から少し戻ったら六甲全山樹走路を西に進みガーデンテラスを目指します。この区間は何度も登り下りがあり楽しい区間です。ただし車道の横断も多いので車に注意が必要です。

ガーデンテラスから西に進むと山道が終わり、ゴルフ場に沿った平らな道が記念碑台まで続きます。

記念碑台の辺りからしばらくは車道に歩道がありますが、アイスロードへの入り口手前は歩道がなくなり車との接触の危険があります。

アイスロードに入るとぐんと標高を下げ沢に出ます。ここからは比較的なだらかになり、表六甲ドライブウェイの下をくぐると山道の終わりも直ぐです。

車道に出たら十字路を直進して下側の旧道を進み六甲ケーブル下駅を目指します。六甲ケーブル下からはバスがたくさん出ていますが、今回はさらに阪急六甲駅まで歩きました。

費用

項目 金額 メモ
交通費 930円 三ノ宮から有馬温泉
交通費 190円 阪急六甲から三ノ宮
ジュース 130円 ホットレモン
合計 1250円  

水筒の水が凍るほどの気温の中を歩いて来たので、ガーデンテラスで飲んだホットレモンはお腹に染み渡りました。トイレも暖房が入っていて極楽でした。

水筒を外にぶら下げていたら凍った。なぜか蓋が空回りして開けるのに苦労した。

ゴミ採集ゲーム

ハイキングコースがほとんど雪に埋もれていたので、下山路のアイスロードで見つけた1点のみでした。

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